働いたら遊ぶ

フライフィッシング・バイク・キャンプなど、アウトドアでのモノ・コトなど

Book

趣味の雑誌

『源流ノオト』のサブタイトルにつられて今号も買っちゃいました、「渓流」。それと、Facebookで知った「日本カセットテープ大全」。両紙共1,800円ほどと高いんですよね・・・。「渓流」はフライフィッシングの雑誌よりサバイバルな内容。毎回ワクワクさせら…

とろける鉄工所

久しぶりに漫画を読みました。「とろける鉄工所」という、溶接工のおはなし。アウトドア用品はもちろん、バイク・車など身近なモノに使われている金属同士をくっつける技術。クライアントのハーレーカスタム屋さんで当たり前のように目にしていた作業光景で…

【ヤマメの魔法】湯川 豊(筑摩書房)

『イワナの夏』の著者 湯川豊さんの新刊が出てました。渓流釣りのエッセイです。もう、やっとというか。ようやくというか。タイトルも『ヤマメの魔法』ですよ。落ち着いた文章で山釣りの郷愁やら切なさやら楽しさが綴られてます。釣行記とは違う物語のような…

【九月の渓(たに)で】梓 林太郎(光文社文庫)

本棚にたくさん並んだ背表紙から「おっ」と目が止まる瞬間。ブックオフでこの本を見つけたのは、今年最後の岩魚釣りの帰りでした。「九月」と「渓」に反応したんですね。しかも「たに」とルビが振ってあるところに期待してレジへ。作者名も「梓(川?)」「…

山里の釣りから【岩波書店】

アマゾンで中古の『山里の釣りから』を購入。山釣りの本は絶版が多いです・・・。『岩魚幻談』収録の内山節さん 著、自殺願望のある岩魚の話が印象的だったのですが、NHKの『病の起源』で鬱病の魚がいることを知りました。執筆時はそんなことは知られていな…

岩魚幻談【朔風社】

まだ少し風がありますが、台風一過。子供の頃に住んでいた平屋木造は雨戸も木製で、台風の風でガタガタとうるさかったものです。ちょっとワクワクしたりして。この本はそんな子供の頃の話でしょうか。複数の著者のノンフィクションで、のんびりした昭和の懐…

ドキュメント生還-山岳遭難からの救出【ヤマケイ文庫】

釣りの師匠から3冊の本が届きました。すべてヤマケイ文庫。そのなかの一冊ですが、いっきに読み切りました。釣りで遭難した話は人ごととは思えません。いままでたいした釣行はしていませんが、それでも山です。焦ってパニックになったことが数回ありました。…

清水清一

『民衆史の遺産 第一巻 山の漂白民』で清水清一氏の「大地に生きる」は、数年間乞食(サンカとも表記)として共同生活し、一般社会と同化する行動を起こした実体験です。清水清一氏に関してはコチラ。大正〜昭和初期に、無所有・無保証で生きた人たち。一面…

民衆史の遺産 第一巻 山の漂白民

世附川へ行ってから丹沢のことが知りたくなって、アマゾンで本を探していると「あなたにオススメ」みたいなコーナーにサンカ・マタギ・生地屋の興味深い単語が。これだけセットで民俗学的な内容なら、とポチろうとしたら定価6,000円!躊躇しましたが、買いま…

ネイティブの言葉

シアトルの酋長の言葉だそうな。とても興味深いので引用。せせらぎや川を流れる輝かしい水は、ただの水ではなく、われわれ祖先の血だ。湖の水面に映るどんなぼんやりとした影も私の部族の出来事や思い出を語っているのだ。かすかな水の音は私の父の父の声な…

37日間漂流船長 【石川拓治 著】

困ったり辛かったりして行き詰まると、山の本とか九死に一生を得た本で気持ちを奮い立たせる。立ってるのもやっとの時に。副題が『あきらめたから、生きられた』。水がないことはあきらかだ→あきらめる→他にできることがないか考える。ここであきらめないと…

釣りキチ三平 渓流釣り編

映画化されるほどメジャーなマンガなのに、読んだことがなかった『釣りキチ三平』。少年天才釣り師いつも爆釣、というような軽いノリだろうと敬遠してたけど、自然との関わり方やら古い言い伝えの考察などオトナでも楽しめる。渓流風景もリアルで。

つりかげ【山本素石 著】

『山釣り』は釣り寄りの内容だったが、こちらは結婚・浮気も含めた私小説。渓流釣りが心のバランスを保っているのではと思えるほど、仕事もほうり出して川釣りにのめり込む様は業を感じる。渓流釣りは中毒性があるのかもしれん。

山釣り【山本素石 著】

あの川この川と思いを馳せる禁漁時期。こんな時は渓流釣りのエッセイを読んで慰める。スリリングな源流の跋渉などもオモシロイが、ただの釣行記ではなく、山里のふれあいや物悲しさを想起させる文章が心の保養になる40代。近くの図書館で借りた本書の著者経…

Mr. Bike休刊

バイクに興味を持った中学生の頃(80年代)、月刊オートバイで車種を覚え、Mr.Bikeでバイクライフをイメージしていた。バイクに乗ることにずいぶん影響を受けたMr.Bikeが今月で休刊だと聞いたのは、出版社勤務のO氏との酒席。出版・バイク業界のダブル不況で…

【守る・増やす渓流魚】水産総合研究センター叢書

副題が『イワナとヤマメの保全・増殖・釣り場作り 』と、渓流釣り場経営に関する内容。漁業法・水産資源保護法・水産業協同組合法と3つの国の法律があって、これを守らんと逮捕。都道府県の規則を違反すると注意・警察へ通報・刑事告訴と、おおざっぱに「国…

【われ山に帰る】高田宏(岩波書店)

登山の小説かと思い込んで読み始めたら、社会主義運動家・小説家「小山勝清」の伝記小説だった。完璧な主義主張を知らないんだけど、自然と人・人と人の調和のとれた村社会が理想だというくだりで、あぁ、山で過ごす穏やかな気分はこんなところから来ている…

【イワナの夏】湯川 豊 (ちくま文庫)

晴れて暖かくなった日曜日。4時起きの予定が痛恨の寝坊で釣りに行けず。とはいっても6時に目が覚めたんだけど、1000円効果の渋滞が予想されたので今日はあきらめた。まぁ、のんびりだらだらもええかと、コナコーヒーの甘い香りを楽しみながら本でも。『イワ…

『目で見る日本登山史』

目で見る日本登山史買ったきっかけ:日本人の山への関わりをおおざっぱに知りたかった。感想:出版社の社会的役割を編纂した書籍では。個人所有と思われる写真の掲載にそれを感じる。明治時代の写真で、もともと山で暮らす仕事の人の服装と、舶来品を身につ…

モノの価値は・・・

経済的な理由から事務所兼住居となり、引っ越しの準備中。荷物整理で自宅の本とビデオを一斉処分ということで、大手買い取り店へ。100点あまりで1500円ほど。ん〜。ビデオはカテゴリ的にあかんらしく、処分と悲しい結末に。ロック・ブルースファンがいたら「…

【山人たちの賦】甲斐崎 圭 著(山と渓谷社)

発売日が 1986年で、絶版。木地師やマタギ、職業的釣り師など当時でも成り立たない山の職人の紹介。もっと民俗学に寄ったらどうだとアドバイスを受けたとあとがきにあるように、深く掘り下げた内容ではないが、あぁこんな仕事・暮らしもあるのかと。ここで紹…

【ゴサインタン―神の座】篠田 節子 (著) 文春文庫

ゴサインタン―神の座 (文春文庫)感想:山の写真に惹かれて手に取ってみたが、大正解。転落から再生するのになにが必要なのか。うーんと考えさせられた。長編なのに飛ばし読みできない無駄のなさ。感動の山本周五郎賞受賞作。山登りの本ではありません。ゴサ…

【ねじ式,夜が掴む】つげ義春(ちくま文庫)

いましろたかしを貸したら、これが戻って来た。どーしようもなさっぷりが似てなくもない。「ねじ式」はさっぱりワカラン。場末の淀んだ空気感、敗北感。しかしいまだに読み続けられているのは嬉しい。

【丹沢・山暮らし】中村 芳男 著 どうぶつ社

禁漁後に通い始めた丹沢の管理釣り場、丹沢ホーム。キリスト教の牧師が戦災孤児などを引き取り、育てる為に始めた国民宿舎だと知ったのは、「丹沢 (日本の名山)」という本だった。本書は創立者の自伝。茨城で詐欺にあい、土地を追われ丹沢へ。戦後の苦しい…

【山里の釣りから】内山 節 著(日本経済評論社)

山里経済はどーなっとるのという内容で、山暮らしに憧れる理由の一つがわかった気がする。労働の質というか成り立ちが違う、と。魚は、川は、木は、山は、暮らしはと、山へ行くことで興味の対象が広がるのが渓流釣りの楽しみで、それに応えてくれる釣り人の…

【ヒト、山に登る】柏瀬 祐之 著 白水Uブックス

なんで山登りをするんかということを、宗教・科学・進化論・宗教論など様々な分野から考察しとります。なにしろソシュール(言語哲学者・記号論で知りました)まで出てきますから。そのわりに口語体で読みやすく、ほー、へー、はぁー、むー、とオモシロイ。…

【虹色にランドスケープ】 熊谷 達也 著 文春文庫

虹色にランドスケープ (文春文庫 く 29-2)感想:本屋で平積みされていた熊谷達也のバイク小説。登場するバイクはZ2、RZ250(初期型)、SR500などなど。雨の高速でRZ250の不安定な挙動はリアルな描写。仕事・家庭・リストラと40歳前後には現実的な内容ですな…

【相剋の森】熊谷達也 著 集英社文庫

相剋の森 (集英社文庫)感想:マタギ三部作の一作目。現代を描いている為、狩猟に関する問題がリアルに感じられる。先に二作目を読んだあとだったが、後半で話が繋がるんで前後して読んでも楽しめた。相剋の森 (集英社文庫)著者:熊谷 達也

【邂逅の森】熊谷達也 著 文春文庫

邂逅の森 (文春文庫)感想:大正から昭和初期の阿仁マタギを題材にした長編小説。頭領の言う「人間が作った法律よりも先にある、自然の掟・・・」は深い。透明な読後感。山本周五郎賞。泣けた。(著者はバイク乗り)邂逅の森 (文春文庫)著者:熊谷 達也

【岩魚が呼んだ―岩魚と加仁湯交遊録】青柳陽一 著 ごま書房

ドキュメント「岩魚が呼んだ」―岩魚と加仁湯交遊録感想:奥鬼怒岩魚保存会を設立するまでの実話。イワナの釣り方も実践的で参考になるが、日光マタギとの泊まりがけの釣行で、木綿袋で米を炊く(蒸す)などマタギの知恵が興味深い。携帯品は山刀(刃渡り24cm…

【山が消えた—残土・産廃戦争】 佐久間充 著  岩波新書

山が消えた―残土・産廃戦争 (岩波新書 新赤版 (789))感想:渓流釣りが出来ないのは千葉県と沖縄県ということを聞いたことがある。千葉県の山砂採取で山が消え、その跡地に産業廃棄物が埋められた事を知ると、もしかしてそれが原因なのかと勘ぐりたくなる。地…

【イワナの謎を追う】石城 謙吉 著 岩波新書

北海道のアメマスとオショロコマの生態研究書。分布域から生息実態まで採取・実験データで解説されてて文章もわかりやすい。同じイワナでも上流に生息するオショロコマ、海に降りるアメマスと棲み分けをしている。ふむふむ。混成地域では食いもんも違い、ヤ…

【ぼくは猟師になった】千松 信也 著 リトル・モア

ぼくは猟師になった感想:大学在学中から運送のアルバイトをしながらワナ猟をはじめたそうで、写真付きでのイノシシ・シカの解体行程はかなりリアル。どんな肉にせよ誰かが屠殺してるわけで、そんな現実を意識すると食べ物への見方が変わってきた。表紙のイ…

【里山ビジネス】玉村豊男(集英社新書)

里山ビジネス (集英社新書 448B)感想:信州の山奥でレストランとワイナリーをはじめ、たいへん繁盛しているようだ。ピンハネや搾取をして年功序列の給与体系ではなく、死ぬまで働くという考えや、もっともっとと山の営みを壊しすぎずに生活圏の境界を意識し…

【ブラックバスがメダカを食う】秋月 岩魚著  (宝島社文庫)

名前の通りイワナ好きの著者が、ブラックバスによる生態系破壊を危惧する内容。違法放流で繁殖地域が拡大し、結果ブラックバス業界が潤うというような黒い背景があると推測している。それよりイカンのは、水温の低い渓流でも生きられるコクチバスが出始めた…

【日本 川紀行】向 一陽著 中公新書

太田川・最上川・石狩川・多摩川・筑後川の流域で暮らす人と自然のレポート。上流域の河川工事に限らず、大量生産大量消費の伐採で変わった山など、自然を加工する事でおきるよろしくない影響は想像以上に大きかった。丁度いい加減ってのは難しいねぇ。多摩…

INTO THE WILD

ちょいと前に読んだ「INTO THE WILD」という本が映画になったんで、新宿高島屋にあるテアトルタイムズスクエアに観に行って来た。大学を卒業したアメリカの若者が、物質文明からはなれた生活を求めてアラスカに行ったというようなオハナシ。最後は餓死してし…

サンカ

丹沢の本を読んどったら、昭和30年くらいまで戸籍も持たずに山で暮らしていた人たちがいるという興味深い一章があった。山窩(サンカ)と呼ばれていたらしい。その呼称は『インディアン』同様、体制が付けた蔑称のようだ。柳田國男や宮本常一も研究対象とし…

釣れんボーイ

オチもなければ盛り上がりも無い、売れない漫画家の日常を釣り主体に進むマンガ。ストーリーに脈絡も無いが、なんともいえない雰囲気がある。40前後の冴えない悩みにリアリティが。つげ義春ほどどん底感が無く、吾妻ひでおの失踪日記ほどヤバくない。

四国遍路

この新書「どこで」・「なにを」という構成だけではなく、テーマがあって章が成り立っているのが新鮮で読みやすく、歩きとバイクの違いは有れど、共感できる部分が多い。雨に濡れきると爽快というような表現があったが、バイクもその通りで(人によっては不…