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熊が恐い

糞やおしっこ、足跡に熊棚は何度も見たことがあるが、未だ山で遭遇したことがない熊。
1k㎡あたり1匹ともいわれているから、出くわす確立は少ないハズだけど、釣りシーズンの始まりと終わりはビクビクしている。
春は冬ごもり明けで補食活動が活発だし、秋は子連れが怖い。
出会ったらどうするか、釣りの師匠の経験によると。
釣行中、川で子連れグマに遭遇。
距離20mほどだったとか。
あわてず、じりじりと後退で生還。

猟師と林業のヒトに聞いた話では同じことを言っていた。
熊に限らず野生動物は流れのある水を飲むんだそうで、まさに釣りの対象の川になる。
上流域での釣行中は音を立てないようにストーキングするわけで、危険度は高いんじゃないかと心配。
鈴はもちろん、ラジオ・爆竹・ロケット花火を持ってけ、と。
嗅覚のいい熊は、火薬の匂いに反応して逃げるのだとか。
あとは川でも登山道でも、曲がり角にさしかかったら笛を吹く。
ツキノワグマは保身のため一撃で終わることが多いそうで、まぁアカン状況になったらうつぶせになっててで首を隠す。
両手を広げて大きく見せると逃げるとか、背中を見せちゃいかんとか。
経験談と自然が対象なので、絶対はありえないけど。
廃屋の炭焼き小屋にも住むそうで山と里の結界が無くなったとか、ゴミの味を知った・餌が少なくなったなどなど事故・遭遇の原因は色々。
山に関わる人は謙虚で畏れを知った人がおおく、経験に裏打ちされていて参考になる。

危なそうな山は保険で鉈を持っていくけど、野生の瞬発力と筋力にかなうワケがない。
��親父の同僚は一撃で耳から口当たりまでの肉を持ってかれた)
熊避けスプレーも4〜5mの距離まで待たんといかんし、風上じゃないと効果も薄い。ホルダーから外して安全ピンを抜く行動が素早く冷静にできるか自信が無いし。
やっぱり出会わないように自分の存在を知らせることか。

一人で入る渓は気持ちいいけど、怖いんだよなぁ・・・。
熊に限らず、猿も鹿も猪も恐いさぁ。もっと怖いのは、ヒトさぁ。人間さぁ。と、猟師さん。
ごもっとも。