エンジン・ミッション系のOHが済んだR65氏が、慣らしがてら山梨方面へ出かけるというので相乗り。
あわよくば大弛峠を越すというので、釣り道具も持参です。
この峠、山梨と長野の県境にあります。
ずいぶん前にサンバーで長野側から通ったことがあり、当時はかなりのガレ場未舗装林道で、4WDでも難儀をした記憶がありましたが・・・。
やはり、長野側の9kmは未舗装のままでした。
ハーレーとBMWの重量級のバイク2台、山梨側から果敢に挑んでみたものの、100mほどで撤退。
小排気量の軽いバイクかオフロードバイクじゃないと、ちょっとムリ。
進めないことはないのですが、9kmもノロノロ走っていけません。
途中にサンバーで車中泊・釣りをしたところがあるし、このダートを越せば関東のフライのメッカ金峰山川があるのでロッドを振れるかと期待していたのですが・・・。
というわけで、どうしても渓流釣りをしたい僕のわがままで、戻りつつ良さげな渓流を探します。
土地勘がないので、あちこち走りながら見つけた「◯◯渓流」という看板を頼りに入渓。
同行のR65氏は釣りをしないので、コーヒーを淹れてしばしお待ちいただきました。
さすがに看板が出ているだけあって、透明度の高い清流で渓相もいい感じです。
時間は17時過ぎ。
そんなにまたせるわけにもいかないし、時間がないので50mほどの釣りでしたが・・・。
R65氏の視線がプレッシャーではありましたが、ライズも始まっていたしイブニングの時間でもあり、いいサイズのイワナを釣り上げることができました。
自然渓流で魚が上がるのを初めて見て興奮気味のR65氏。
フライフィッシングに引きずり込むチャンスと、ロッドをお貸しして15分ほどキャスティングの練習。
初めからうまくいくわけがないので、さわりだけのつもりでした。
帰り道に「どう? やってみない?」とお誘いすると、「ん〜、まだ釣りは早いかなぁ」とサラリとかわされました。
釣ーリング仲間が増えるかと期待したのに・・・。