いそいそとキャンプ支度を整え、初めての川へ。
出発時の東京は雨。
平日に釣りキャンプに出かけるにはもろもろ根回しがタイヘンで、せっかくセッティングできた日程を変えにくいもの。
なんか嫌な予感はしたんですが、天候が気になっても条件が好転するのではと期待してしまいがちですが・・・。
勝沼でピーカンの30℃越えでニヤリとしたのもつかの間。
山梨の山間部に入るとポツポツと雨が・・・。
飛び込みで宿泊するつもりだったキャンプ場が平日は対応してなかったうえに、近くの川は茶色く濁った流れ。
秩父側ならと期待して、雁坂トンネル(740円!)を越えると土砂降りでさらに状況は悪くなりました。
それならと、過去の記憶を頼りに中津川へ。
山一つ(?)越えるだけでこの違い。
霧雨は降ってますが濁り無しの平水。
王冠キャンプ倶楽部で釣り券(1,800円)を買い、キャンプ泊を申し込むとやはり平日の飛び込みは対応できない様子。
しかもキャンプ場より先は土砂崩れのため通行止めで、中津川林道脇で車中泊もできなくなりました。
時間は14時過ぎ。
初めての川なのでどれくらいの行程かわからないので、宿泊はあと回しにしてささっとキャンプ場前から入渓。
念のためキャンプ場管理人さんにこの川の増水具合を聞くと、よほどのことがない限り大丈夫でしょうとのこと。
それでも用心のため右岸の林道の脱渓点を確認しながら釣り上ります。
ちなみにキャンプ場より下流1km(だったかな)から上流の堰堤まではC&R区間。
通行止め林道の山の中でキャッチアンドリリース区間があるとは。
しかもイワナはまれで、ヤマメが多い川だとか。
現状、ここ以外の選択肢がないので渋々釣り始めます。
テンカラをやるキャンプ場管理人さんが「魚影は濃いと思いますよ」というので期待してたのですが・・・。
瀬と淵の連続でボクの好きな落ち込みはあまりありません。
ロッドは振りやすい渓相だったので、6.9ftグラスロッドでできるだけ遠投。
それでもまったくアタリ無し。
キャスティングも雑になってくるし、釣れる気が全くしなくなり17時半に脱渓。
結果は「ボ」。
諦めきれずイブニングに賭けて、下流に移動。
18時からフライが目視できなくなる19時過ぎまで頑張りましたが、チャポッというかわいいアタリが1回だけ。
修行の時間となりました。
もう落石の多い林道脇で野宿地を探す元気もありません。
2日分の釣り券3,600円を買ってたけど、帰ります。
嫌な予感って当たるもんです。