新車から12,000km以上走っても、まだ半分くらい山の残っていた純正タイヤのミシュラン・スコーチャー31。
6年目になってさすがにゴムの硬化が気になってきました。
というのも、濡れた排水口で滑って転んだから。
歩道に乗り上げる時のゼロ発進だったので、体・バイク共にダメージはなかったのが不幸中の幸い。
そろそろバイクシーズンなので、世田谷のスピードスターさんに持ち込みました。
新しいタイヤはブリジストン・バトルクルーズH50。
ネーミングに稚拙さを感じますが、店長の水口さんオススメです。
長寿命高耐摩耗・軽快に曲がる・直進性も文句無し・排水性もしっかりしているということで、ユーザーが増えたのだとか。
重量級のハーレーを視野に入れて開発したそうで、剛性も高いとのこと。
フロントパターン。両サイドの格子状の細い溝が特徴的。
サイズはノーマルの100/90 B19。
キャブ時代の883Rの細いサイズだと軽量化・軽快化できると聞いていたのですが、横幅の広いリアフェンダーとのバランスが悪くなるとの水口さんのアドバイスで、リアもノーマルサイズの150/80 B16にしました。
ついでに持ち込みの前後ブレーキパッドに交換していただき、ブレーキオイルも交換。
お忙しい時にご対応ありがとうございました。
タイヤの皮を剥くために、アクセルワークと急な寝かしこみをしないよう慎重に60kmほど走ったあと、高速道路〜山道へ。
ノーマルのミシュラン・スコーチャー31の高速走行に不満はなかったので、H50で劇的に変わった感じはしません。
もともとハーレーは直進安定性が高いですから。
乗り心地も底付きが減ったかなというレベル。
体感できたのは曲がる時と、取り回しの軽さです。
どちらもタイヤのRが丸くなったからでしょうか。
意識してバンクさせていたスコーチャーに比べると、寝かしこみの軽さははっきりわかります。
S字の切り返しも楽になり、最初はちょっと怖いくらい。
バックステップ・ストーツマフラーの1200のスポーツスターで使っていたBT39は、ミニサーキットでフルバンクさせても強力なグリップ力で不安感はまったく感じなかったけど、ライフサイクルが短くて普段使いにはもったい無いくらい。
ワインディングも含めて一般道を走るくらいなら、H50で十分です。