また火器が増えてしまいました・・・。
種別でいうとチムニーケトルというのでしょうか。ケリーケトルが有名ですね。
イギリスの漁師やフィッシャーマンが使っていたそうです。
The Eydon Kettle社のDS STORM Kettle(デザートケトル)。Made in the UK。
黒いゴム製だった注水口の栓を11番のコルクに変えてます。
本体はアルミ製で重量416g。そこそこの重さですね。
購入先は愛知県犬山市のアウトドアベース・犬山で、8,990円。
説明書に500mlのお湯が作れるとありますが、沸騰すると溢れました。
栓を外して水を注入し、本体の底をひっくり返して小枝など燃料を入れて本体をセット。
底の丸い穴から点火すると、煙突効果で勢い良く火が燃えます。
火力が弱くなってきたら、上部煙突から枝を追加できます。
写真だと炎が見えませんね・・・。
沸騰までの時間は計ってませんが、かなり早かったです。(燃料は小枝)
熱の当たる面積が大きいのと、水の入っている開口部(注水口)が小さいためでしょうか。
デザートケトルを選んだのは、ネオプレンで断熱されているので本体を直接持てたから。
細くお湯を注げるので、コーヒーを入れるのに適してます。
チムニーケトルでは小さい部類ですが、それでも500のガス缶よりも大きくて収納性はイマイチ。
構造的にマグカップも収納できません。
かさばるので釣行に携帯するより、ベースキャンプで使う方が良さそう。
わざわざこれを使うメリットは、底面が広いので安定していること・燃料を現地調達できること・沸騰が早いことでしょうか。
ウッドストーブや、華奢で強度の弱いウルトラライト系より使い勝手はいいです。
燃焼後はスス・ヤニで真っ黒になります。
帰宅後、タワシで洗ってこのレベル。
収納袋が付属しないので、使用後の持ち運びは工夫が要ります。
ボクは使っていなかったネックウォーマーの片側を縫って袋状にしたものに入れてます。
着火材やトランギアでも使えます。
ただ、2つの丸い穴だけでほぼ密閉されてますから、火力の弱いトランギアでさえ凶暴な炎が上がります。
屋内で使うのは危険ですので、やめましょう。
お湯を沸かしながら上部に上がる炎で焼き物をするという使い方もできるようです。