毎年恒例となった雪の中でドライフライの釣りができる有名河川でシーズン開始。
事前情報ではほとんど積雪がないとのことでしたが・・・。
二日間、横殴りの吹雪。
鼻水をすすっても追いつかないので、垂れ流しで肌が荒れてヒリヒリするし、ネオプレンの手袋をしていても指先が痛くてフライを変えるのも面倒なほど。
それに、風が強くてまともなキャスティングができません。
こんな状況でもライズが散見する不思議なシチュエーションだから、ここまで来るんですけどね。
12番・白の大きなパラシュートを追いかけてきたり、水面から飛び出す魚影もあって反応はたくさんあるのになかなかヒットせず。
ようやくロッドを曲げたのは2日目。釣り上げた時はやけにパーマークがはっきりしていたのでアマゴかと思ったんですが、ニジマスっぽい。それともハイブリッドのニジメ?
なんにせよ1匹釣り上げることができました。
宿までの上り坂は道路が見えないくらいの積雪で、標高を上げるごとに雪の厚みが増してきます。
スタッドレスといえど久しぶりの雪道にヒヤヒヤ。
一晩で30cmほどの積雪。うっかり車の中に入れっぱなしだったウェーディングシューズはカチカチに凍ってました。
カラッと晴れた最終日。
手袋なし・鼻水なしで釣行できる気楽さで入渓すると前後に釣り人が。
ここはそういうものと割り切ってはいたのですが、どこから入っても同じ状況なので、仕方なく後追いしても先行者が同じ場所から全く動かず、いい加減嫌気がさして脱渓。
川辺で軽い食事とコーヒーを飲んで終了としました。
まぁ、雪の中で釣りをして、宿では露天温泉の雪見風呂。
大寒波のおかげ(?)で印象深い釣り旅となりました。