働いたら遊ぶ

フライフィッシング・バイク・キャンプなど、アウトドアでのモノ・コトなど

東京の渓流へ

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暑いのはわかっていたのですが、バイクツーリングを兼ねて渓流釣りへ。

コロナ自粛も気になるので、島を除き東京で唯一の村、檜原村を目指します。

 

 

お盆の混雑はないものだと見込んでたのに、東名高速はやっぱり渋滞中。

しかも異常な暑さ。

メーター横に設置した気温計を見ると43度。

渋滞中の車の熱気に、股下のエンジンからの熱気で頭がクラクラしてきて危険を感じ港北SAで休憩。

まだ用賀ICから市が尾までしか走ってないのに・・・。

ニュートラルランプがつかないトラブルも出て、もう帰ろうかと弱気になりつつ走行中は摂れない水分をたっぷり補給して、奥多摩方面まで行けば涼しくなるはずと再出発。

大和トンネルで渋滞解消し、圏央道経由であきるのICまで。

秋川を目指して山に入りますが、全く涼しくなりません。

レジャー客のプチ渋滞を抜け、さらに上流を目指します。

役場の先で北と南に分かれる秋川。

「北」が涼しいと直感を頼りに北秋川へ。

全く土地勘がないので、よろず屋で日釣り券(2,000円!)を買うついでに釣りの話を聞いてみるも、おばちゃんだったためか大した情報は得られず。

ただ、「2,000円くらいもらわんと割りに合わん」と言っていたのが印象的でした。

「ほんじゃ、ようけ釣れるんだねぇ」と返すと、「いやぁ、それは、ねぇ」ともごもご口籠もり・・・。

 

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何も情報がないまま、漁協の地図を頼りに入渓点を探しながらゆっくり川沿いの道路を走ります。

上流へ行くにつれ集落も小さくなり、川幅もフライにちょうどいい規模になってきました。

とある橋の脇にバイクを停められるスペースを見つけ、ようやく釣り開始。

川へは階段で降りれる快適さです。

まぁ、そのぶん釣り人も多いんでしょうけど。

 

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初めて降り立った秋川は、「東京」と軽く見てましたがそこそこ水も綺麗でいい渓相です。

標高は700mほど。足に伝わる水温はちょっと高い感じがします。もう12時過ぎてますからね。

 

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脇を通る道路とは別世界の木陰の涼しさ。

コンビニおにぎりの昼飯をほうばり、しばし休憩。

ようやく体が落ち着いてきたところで釣行開始。

ヤマメの川とのことですが、パラシュートに反応するやたら早くて小さなアタリ。

やっと15cmほどのヤマメを寄せましたが、フッキングが浅くてバレました。

かなりスレているのか、フライを追ってきますが見切られること数回。

さすがバス停から入渓できる東京近郊の激戦区です。

イワナもいるとの情報もありますが、それらしいアタリはありませんでした。

背丈よりもちょっと高い堰堤まで釣り上がり、ぶら下がったコブ付き残置トラロープで越えようとしましたが体を預けるのは危なそうなので断念。

巻けなくもなかったけど、面倒になり入渓点まで川通しで戻ります。

 

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バイクでさらに上流へ移動しましたが、アタリはますます無くなり納竿としました。

そんなこんなで、結果は「ボ」。

 

帰りに南秋川沿いの道路を探索。

北秋川同様、駐車スペースが小さくて少なくて入渓にしにくそうな気配です。

近場だし、また来よう。

年券6,000円買ったほうがいいかな・・・。

 

訪ねた川が気になってきたので、こんな本を買いました。

檜原村紀聞―その風土と人間 (平凡社ライブラリー)
 

檜原村紀聞。絶版なので中古で。

酷暑が収まるまで本でも読みますか。