働いたら遊ぶ

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【われ山に帰る】高田宏(岩波書店)

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登山の小説かと思い込んで読み始めたら、社会主義運動家・小説家「小山勝清」の伝記小説だった。
完璧な主義主張を知らないんだけど、自然と人・人と人の調和のとれた村社会が理想だというくだりで、あぁ、山で過ごす穏やかな気分はこんなところから来ているのかもしれんと。
この本を読む前にミニマム社会が丁度いいというようなことを都市計画の研究者に話したところ、
不便な生活に後戻りは難しい、とにべもなかった。
まぁ街が落ち着くという人もいるから、浅学な自分は考えが堂々巡りするだけなんで連休はまた釣りに出かけます。