真鍮の道具は使い込むとヤレてきて味が出ます。
スベア123Rも手垢や煤、吹きこぼしの跡でいい感じに汚れてきました。
ネットの情報で風防内の輻射熱を反射する円形のパーツが黒く汚れると熱を吸収しやすくなると書き込みを見つけ、火だるまになるリスクを少しでも減らせるならと、気休め程度ですが汚れ落としを。
磨き剤は「サンエーパール」で。
プラスチック研磨とありますが、ウェスで磨くこと1時間で気恥ずかしいほどピカピカに。
汚れを気にしだすと疲れるので、これからもガンガン使いこみます。
それと、ここ数日は都内でも氷点下の寒い日が続いて1度のプレヒートでは点火できなかったので、ウィックウールをつけてみることに。
グラスウールや蚊取り線香の下敷きを試したけれど、思ったほど保水しなかったのと、アスベストのような細い繊維が出るので使うのをやめてました。
ウィックウールなら装着する量も加減できるし、手で固めれば繊維も飛び散りにくいのではと期待して。
ちなみにプレヒートは煤の出にくい燃料用アルコールに変えました。
タンク内のホワイトガスが少ないと内圧をあげるのにプレヒート時間も長くなるでしょうから、これで本点火できなかったとしても、再度アルコールを注ぐ時に蒸発しにくいメリットもあります。
渓流解禁までの残り一ヶ月。
道具の手入れで気を紛らわせるにはちょうどいい時間でした。
追記
ウィックを装着した写真を。
少しずつちぎって詰め込むと適度に固まりました。
氷点下で使うことを想定して山盛りに。それでもあと3〜4回分は残ってます。
ちょっと盛りすぎたかな・・・。
アルコールでのプレヒート後、ほんの少し黄色く変色しただけで焦げ付くことなく綺麗に燃焼してくれました。
追記2
10日使うと、こうなりました。
緑青のような緑色の模様ができてます。
ウィックが劣化して交換するときにまた磨くことにして、気にしないで継続使用します。
タンク内の燃料が減った状態だと、2度のプレヒートが必要でした。(気温10度前後)
ウィック山盛りでも足らなかったか。