落語家さんとバイクって組み合わせが意外で、なんだか嬉しい。
しかも昭和14年生まれ。父親と同じくらいの年です。
移動のための道具じゃなくて、バイクに乗っていて見える風景や風の感じとか、風情のある乗り物という印象が伝わってきます。
さすが噺家さんですねぇ。
謙虚な方だったんでしょうかね、そんなお人柄に思えます。
41歳から乗り始めて、51歳で病気をして降りたそうです。
10年間とは思えないほどバイクへの愛情が感じられる内容でした。
バイクに乗れなくなった時は辛かっただろうなぁ。
自分もいつかその日が来るんだよなぁ・・・。
去年(2021年)の10月にお亡くなりになったんですね・・・。
この本を読んで尚更残念な思いがしました。