往復のフェリー以外はキャンプで過ごした北海道ツーリング。
若かりし頃と違って疲れました・・・。
年齢からくる衰えと、コロナ禍や異常気象やらでこれまでとは違ったツーリングになったので、超ブウですが忘備録的にメモを残します。
・計画
関東から北海道へは、八戸/青森/仙台/新潟/大洗まで自走〜フェリーか、飛行機。
フェリーを使うならどれもトータル時間・値段はほとんど変わらないので、疲れの少ない大洗フェリーにしました。
飛行機は圧倒的に移動時間が少ない分、片道¥143,000〜と高い上、ガソリン抜いたりバッテリー端子外したりと面倒が多いので選択肢から外しました。
宿泊は温泉・買出しが近く、テント脇にバイク横付けできて、洋式トイレのキャンプ場をピックアップ。
ホテル・旅館でもよかったんだけど、今時は禁煙が多いので・・・。
道東方面を1日最長300km程度の移動として、キャンプは余裕を持って2泊としました。
(今回はタープを持って行ったので、設営・撤収が面倒臭い。)
観光は時間との兼ね合いで都度決めます。
・装備
キャンプ道具一式と7日分の着替え、スマホ充電機器にパンク修理セットなど。
左右・トップケースに、50l程度のバッグをシートに積載。
1日分の着替えや小物などはすぐに取り出せるようにタンクバッグに収納してます。
シートにくくりつけるバッグは、バックルでワンタッチ脱着できるロックストラップが便利でした。
バイクへの括りつけ方を工夫すれば、荷物の出し入れもできます。
12mm幅2本でしっかり固定できました。
服装は上がラフアンドロードのオールシーズン防水ジャケットにTシャツ、下がワークマンのメッシュパンツ。
胸元と腕・脇の一部が開いてメッシュ地になり通気性がありますが、真夏の関東周辺では暑すぎました。とても着てられません。
北海道でも市街地だと暑かった。
とはいえ、走っているとちょうどいいし、防水生地は突然の雨でも安心です。
暑いときは薄手のジャージに着替えたりと、レイヤードで対応しました。
田舎道だとデカイ虫が体当たりするので、ある程度厚みのあるジャケットがオススメです。
ワークマンのメッシュパンツは通気性はいいけど、履き心地というかフィット感がイマイチでした。
雨と炎天下で大活躍したタープ。
昨今の異常気象にはバイクでも必須かもしれませんね。
モンベルのミニタープHXで二人プラス荷物置き場にちょうどいい広さです。
ポールはモンベルの165cm。
バイクに積む長さとしてはこれくらいがちょうどいいかと。
直火OKのキャンプ場が激減し、今や必須となった焚き火台はWild1オリジナルブランドの「男前ファイヤグリル」を初使用。
コンパクトに畳めてオールチタン500gの軽さで、バイクツーリングに最適です。
付属のゴトクでは焼き物ができないので、チタンの焼き網を追加購入しました。
30cmの魚も二匹焼けます。
慎ましいBBQなら二人でも十分野焼き面積。
大げさな焚き火でなければ市販の薪も燃せる頑丈さ。
1週間ほどの使用では歪みはありませんでした。
高さがないので地面を保護するスパッタシートは必須です。
椅子をやめて荷物を減らせたレジャーシートの直座り。
タープ下で芝生なら雨でも快適でした。
長辺が2mあればごろ寝もできるし、荷物も置けます。
寝具のEVEマットを座布団がわりにするとさらに快適。
・走行距離
本州だとGoogle Mapの平均速度は30km/hで予想到着時間を計算しているそうですが、北海道だと60km/hのようです。
紙の地図の縮尺も本州より広かったりするので距離感が掴みにくかったりします。
郊外に行けばほとんど信号のない直線道路が多いので下道で300km以上は走れますが、淡々と移動するだけで1日が終わります。
初めて北海道に来た時はそれだけで新鮮だったけど、やっぱり疲れます。
それなりに歳をとったこともあって、今回は道東限定として、宿泊地の移動日だけは300km程度走り、連泊時には100kmほどの移動でのんびり過ごしました。
農道・町道の一旦停止標識には気をつけましょう。
ぼーっと走っていると気付きにくいです。
二車線道路の赤信号で停止していると、隣の車線を地元ナンバーの軽自動車がノーブレーキで突っ切って行きました。追突されるのも注意です。
・コロナ禍
第1〜2波の頃の長野の日帰り温泉は、県外者の入場禁止規制がありました。
2022年夏の北海道(ウトロ・富良野辺り)では人数制限や会話規制があるものの、やっぱりのんびりした雰囲気でした。
(行きのフェリーが空いていたのはコロナの影響だったんだろうか。)
出発直前にGoToトラベルの延長で割引無しなのが残念でした。
ちなみに僕も同行者のCB氏もワクチン接種を3回済ませています。
念のため持っていった接種証明が役に立つことはなかったけど。
線状降水帯やらコロナやらでさらにハードルが高くなった北海道ツーリング。
気軽に行けないからこそ、情報集めや準備の楽しい時間を過ごせました。