リトルカブの車体カバーを開けると、なんだかガソリン臭い。
エンジンを覗き込むと、シリンダーヘッドあたりが茶色く変色してました。
これはガソリン焼けでは。
コックをONにした途端、ドレンホースからガソリンが流れ出てきました。
ホースだけでなく、コックからも滲み出てくる。
これは危ない。
暑くてキャブを分解する気力もなく、近所のホンダ販売店に持ち込みました。
老舗のショップのベテラン整備士が、汚れたキャブを見て「これはほどいですね」と一言。
レッグシールドが付いていると、覗き込まない限り汚れに気づきません。
悪いパーツは新品に変えてくださいと、2日ほど預けてキャブのオーバーホールをしてもらいました。
綺麗になったキャブレター。
交換パーツは硬化していたガソリンホースのみ。
フロートバルブにゴミが挟まったようなので、分解・洗浄で直ったとのこと。
全バラしてクリーニングしていただきました。
コックからの滲みは、OFFにしているとパッキンが痩せることがあるからだとか。
現状、ONにしておさまったのでしばらく様子見となりました。
修理費は8,030円。
燃える前に気がついてよかった。
なんか、燃費が悪い気がしてたんですよね。
茶色くガソリン焼けしたエンジンは、真鍮ブラシでこすれば少しは汚れが取れるそうです。