早いもので、もう禁漁間近の9月の終わり。
毎年恒例の最終釣行で飛騨へ。
関東からだとバイクで休憩込みで片道7時間弱。
二泊を目いっぱい楽しむため、夜中の1時に出発します。
自宅出発時には涼しい気温が、八ヶ岳あたりで寒くなり、さらに雨まで降り出して体感的には冬。
そろそろ徹夜でバイクはキツイ歳になってきました。
予定より多い4度の休憩で夜明けには無事到着。
雨の合間にねぐらを設営して一息つきます。
ぼーっとしているうちに本降りの雨に。
タープのおかげでのんびり雨を眺めながら、釣りは諦めてビールで乾杯。
雨のキャンプも悪くない。
焚き火で暖をとりながらうだうだしていたら雨が上がりましたが、疲れで体が動かず。
釣り始めたのは夕暮れから。
釣れる時間のはずなのに、毛針に反応するのは5〜10cm程度の稚魚ばかり。
ノーフィッシュの晩飯となりました。
夕食は温めるだけの手軽なパックおでん(味違いで2泊)と、ニンニクをアルミホイルに包んで蒸し焼き。
疲れた体に沁みます。
100円ショップ(キャンドゥ)の火吹き棒は、燃えにくい広葉樹の薪の焚き火で重宝しています。
アルコールティッシュは除菌が強そうなアルコールタイプ。
厚手でしっかりしているので、いつもこればかり。
炒める・炊くの調理をしなければ、アルコールティッシュで拭いて終わり。
(帰宅したらクッカーを洗いますが)
ソロはとにかく手抜きをして、ダラダラ酒を飲みます。
二日目は秋晴れ。
朝方の気温が7度と釣れる気がしないので、陽が高くなるまで焚き火を眺めて過ごします。
昼過ぎに薄手の長袖でちょうどいいくらいの17度になり、行動開始。
ススキに朴葉の落葉で秋の渓流釣り。
釣り人の一年がゆっくり終わります。
最後に23cmのヒレの綺麗なアマゴが釣れました。
酒の肴に塩焼きにと腹を裂くと卵がびっしり。
メスだったか・・・。