自宅でアンプからエレキギターの音を出すのは、近所迷惑にならないように気を使います。
(ピアノやフルートとかなら穏やかな気分で許していただけそうですが。)
マンション暮らしの時は、チューブ(真空管)アンプのPeavey Delta Bluesを使っていました。
出力30wでかなり大きな音が出ますが、RC造な上に若い人ばかりだったので許された環境。
さらに一人暮らしというのが良かった。
今は近所と同じくらい、あるいはそれ以上に相方からクレームが出るので、Peaveyを手放してVOXのPathfinderに変更。
出力が10wと1/3になりましたが、それでもボリュームはほとんど上げられず。
なら、もっと小さいので十分とBLACKSTARのFLY 3(Bluetooth付き)に買い替え、ついに出力がPeaveyの1/10の3wに。
ギリギリ手のひらに乗るくらいの大きさで、筐体はプラスチック。(マットな風合いでプラスチッキーな感じはしません)
その割にはいい音がしますね。ネットでの評判通りでした。
マーシャルのミニアンプでも遊べたけれど、やっぱり小さなプラスチック筐体っぽい安っぽさを感じる音でした。
Pignoseはボリュームを上げないと歪まなかったし、ミニアンプには妥協がありましたが、FLY 3はまともな音がします。
自宅用アンプで人気のヤマハのTHRシリーズと迷ってBLACKSTARのFLYに決めたのが、操作のシンプルさ。
GAINをONにすれば、ゴリゴリのメタルは厳しいけどいい感じに歪みます。
ISF(IQ)でブリティッシュ・アメリカンの2タイプのニュアンスが出せて、ブルースロックにちょうど良さげ。
あと、なぜかディレイがついてます。
あまり期待していなかったBluetooth接続の音楽再生も、BGMで流す分には自分的に満足の音質でした。
別売の拡張スピーカーでステレオになるので増設してみようかな。
一日中BGMを流せるように電源アダプター付きを選びましたが、単三電池6本でも駆動します。
気楽に持ち運べる900g。まぁ、持ち出すことはないだろうけど。
追記
拡張スピーカを追加しました。
ギターアンプとしては、+3wの分だけ迫力が増しました。
当たり前だけど。
音楽再生では高音が強調され、よく言えばきらびやかだけど、小さな箱から出る音っぽくなったような。
単体の方が落ち着いた音でした。
柔らかい音が好みなので、なくてもよかったかも・・・。