10月以降に自然渓流での釣りといえば札掛にある丹沢ホームの管理釣り場。
3週間ほど休みなく働いたので、気分転換に出かけてきました。
朝の気温は7度。
普通ならドライフライでは厳しい気温ですが、ここなら大丈夫。
一番下流からのんびり釣り上がり、中間の駐車場でちょうど12時になったので昼飯としました。
コンビニのおにぎりとカップラーメンの簡単な昼食を食べていると、駐車場の奥から年配の釣り人が川から上がってきました。
何度かの大雨で川の形が変わってしまい、簡単に川から上がれる場所がなくなっていたのでどこから上がれるのか聞くと、駐車場からはそれなりに上流の移設脇から上がったとのこと。
やっぱり、途中で上がるのは難しいようでした。
ベテランの雰囲気が漂う穏やかな感じの方だったので、しばし立ち話。
テンカラからフライに変えたのが50年ほど前だとか。
かなり昔の川を知っていたので、お歳を聞くと77歳でした。
とても70代後半には見えませんが、歳だから今は管理釣り場がメインとのこと。
札掛は管理釣り場といっても人の手を入れていない自然渓流なので、それなりに足場は悪いんですけどね。
他に釣り人はおらず、二人きりの山の中。
自慢げに話すこともなく暖かい感じの人柄で、つい長話をしてしまいました。
落葉の流れる川を一人釣り上り。
あと何年渓流で遊べるかわかりませんが、いまを楽しもう。
最後の堰堤で、沈んだフライにイワナが出ました。
今日は全てリリース。
なんとなく秋の魚の腹を裂いて卵を見たくなかったので。
珍しくニジマスが一匹も釣れなくて、気分良く納竿。