11年乗ったV50を手放すことにしました。
大きな故障もなく、よく走ってくれました。
あと少しで10万キロ。
30代以上乗り継いで来て、年数も距離もこれだけ長く乗った車はありません。
高速域の安定性とハンドリングはさすが欧州車。
10万キロ目前でも固めの足回りとボディ剛性はしっかりしていて、きしみやビビリ音無し。
チョイ乗りが続くと7kmを切る燃費が気になるところではありますが、実用的な飽きのこない車でした。
10年で売ると二束三文ですが、30年乗るとプレミアがつくのが車。
アナログメーターにサイドブレーキ、ターボ付きのガソリンエンジンはこれから貴重になるかも。
最後まで慣れなかったのが、太いAピラーで見通しが悪かったこと。
それと、過去2回インフォメーションに表示された排気のマーク。
環境負荷を減らすために排ガスの管理がシビアになったようで、古い車なら無視できるレベルの不具合でもディーラーで検査。
トラブルといえばこれくらい。
買い替えの理由は燃費。
高速道路なら10km/lは走りますが、最近のガソリン価格を鑑みてハイオクの心的負担が増えたため。
それと、普通車の地上高だと乗り降りがよっこらしょになってきたこと。
まぁ、そういう年齢になったんでしょう。
それで新しい車候補ですが、モーターショーで発表されたトヨタのTJクルーザーが気になっていました。
スクエアデザインが道具っぽい。
完全フラットになるので、車中泊も快適そう。
しかも、リアがスライドドア。
全長4,300mm・全幅1,775mmと、でかいデリカと比べるとまぁまぁコンパクト。
最低地上高の表記がありませんが、写真で見る限りそこそこ高そう。
まさに理想の車でしたが、2017年の発表から5年経過。
流石にもう出ないと諦めました。
遊びと実用性を兼ねれそうなジムニー5ドアも日本発売の可能性が低そうなので、スバル好きもあって4WD・220mmの最低地上高のフォレスター(SK)のX-BREAKに決めました。
アイサイト・アイドリングストップの最新装備に10年の歳月を感じます。
バッテリー2つに、駆動用バッテリーという構成がランニングコスト的に不安ではありますが。
半導体不足なのに納車は年内となりました。
人生最後の普通車の覚悟で長く乗ります。