一難去ってまた一難。
次はガソリン漏れ。
車体カバーをめくったら、ガソリン臭い。
古いハーレーに乗っていた頃からの習慣で、長時間停車の時はガソリンコックをオフにしているんだけど、キャブをのぞいてみるとしっとり濡れてます。
どうもフロートの繋ぎ目が怪しい。
フロートチャンバーを外してみると、Oリングが硬化しているよう。
以前、近所のバイク屋にキャブのオーバーホールを依頼したときに、パッキン類は新品に変えてくれと頼んだんだけど・・・。
ドレンボルトには鉄粉らしきものが付着。
Oリングに弾力がありません。
真鍮製のフロートを振ってチャプチャプと音がするようなら交換するつもりでしたが、無音なので大丈夫そう。
フロートバルブは目視じゃわからないので、エアダスターで吹いて掃除のみ。
フロートをキャブに取り付けて上下させて、ガソリンが出る・止まるを確認。
ひとまず良さそう。
パーツ代もバカにならないので、Oリングを変えても漏れるようならフロート・フロートバルブを変えよう。
ケーヒンキャブの刻印がPC30SA 1UF7。
JUNのボアアップキットの説明書にはPC18・PC20が付属とあります。
ネットで部品を検索してもPC30なんて出てきません。
どうもPC20には複数の種類があるようで、PC30もその一部っぽい。
(ややこしいなぁ)
ということで、PC20用のOリングを取り寄せました。
すでにケーヒンは会社がないので、KITACOの適合パーツです。
まずはフロートバルブにOリング装着。
フロートチャンバーの古いOリングは接着剤でくっついていて、カスを取るのが大変。
綺麗にしたら、新しいOリングを装着。
耐油性の接着剤を持っていないので、そのまま付けます。
ん? ずいぶん細くないか?
溝の半分くらいしかないぞ。
やっぱりPC30専用パーツがあったかとネット検索すると、ガソリンで膨張するんだとか。
キャブの分解清掃なんて30年以上やってなかったので忘れてたのかな・・・。
もし漏れるようなら、コックOFFでガソリンが止まるのは確認済みなので、ドレンからガソリンを抜いておけばいいか。
取り付け〜ガソリンコックONでしばらく放置〜エンジン始動〜アイドリングで放置。
漏れません。
念のため、車体下に金属トレーを置いて2日後。
漏れてません。キャブに湿りも無し。
もしかしたら簡単な清掃でゴミが取れたという可能性もあるので、次に漏れたらフロートとフロートバルブの交換です。
燃料フィルター付けたほうがいいかな・・・。