2010年GW 立場川キャンプ場
連休の高速道路渋滞をすり抜けていくと、前方に事故処理後のパトカー&白バイが。
知らん顔して通り過ぎたら、拡声器で「真ん中を走っちゃイカン!」とお叱りを受け、素直に従い甲府まで3時間。
師匠と待ち合わせの恵那山行きはここであきらめ、立場川キャンプ場へ。
1泊400円の激安。ここで4泊5日の長逗留。
自販機も余計な照明もなく、星がよく観える。
薪は300円。炭は3kg400円。直火OK。松林の立ち枯れなど、拾える薪も豊富。
トイレぼっとんの和式。
標高1300mほどで、GWくらいの夜は冷え込む。
それなりに宿泊者は多かったけど、敷地が広いこと・この設備で満足するキャンパーばかりのためか静かなキャンプ場だった。
釣りしてビール飲んで温泉入って昼寝して。
焚き火して焼き肉食って酒飲んで、4日間。
バイクで3分の一番近い温泉は塩素・循環。
少し走るが、もみの湯は濁りのある天然温泉。夜間300円と銭湯より安い。
で、キャンプ場脇に流れる立場(たつば)川はというと・・・。
川岸に数頭の鹿の死骸があるワイルドさ。
角が切られていたが、猟師の解体跡?
キャンプ場上流も堰堤下も、水温低い・ボサ多い・水少ない・風が吹くで、イライラ修行の釣り。
おまけにトゲのある草(野バラ?)で体が傷だらけ。
ロストフライ20個以上。3日間で数えるほどのアタリと最低最悪。
数少ないアタリのあった場所で腰を屈め30分ほど息を殺し、ようやく釣り上げた尺モノ1尾はニジマス・・・。
キャンプ場より下流の橋脚までは低い堰堤が階段のように延々続く。
それでも魚はいたが風情が。
こりゃアカンと、御柱祭りも観ずに北上して滝ノ湯川へ移動。
水温が上がり始めた午後からドライの反応が上がる。楽しい。
頭まで沈む転倒2回で、骨酒の食材(イワナ・アマゴ)を確保。
最終日は地図でアタリをつけた大武川へ。
林道突き当たりまで走り、いざ入渓。
開放的な渓相と透明度の高い水で気持ちがいい。
ここぞという岩陰でフライに反応がある。
1時間でイワナ1尾だけど。
川を下ってきた先行者(やっぱりいたのね)に話を聞くと、中流まではヤマメ(アマゴ?)もいるとのこと。
魚もいるし、清々しい雰囲気がさわやかな気分にさせてくれる希少な川だった。
岩の苔も少なく、釣行も比較的らくちん。
渓流釣りはネットの情報より現地調査が有効だった。
帰りは渋滞を避けて下道で。23時帰宅でヘロヘロ。
DeepWellクン、お疲れさまでした。また遊びましょう。