2008-12-05 【丹沢・山暮らし】中村 芳男 著 どうぶつ社 Book 禁漁後に通い始めた丹沢の管理釣り場、丹沢ホーム。キリスト教の牧師が戦災孤児などを引き取り、育てる為に始めた国民宿舎だと知ったのは、「丹沢 (日本の名山)」という本だった。本書は創立者の自伝。茨城で詐欺にあい、土地を追われ丹沢へ。戦後の苦しい時代に孤児だけでなく、犯罪者も受け入れたという。失意からの原動力は信仰心だったのだろうか。涙々の一冊。