働いたら遊ぶ

フライフィッシング・バイク・キャンプなど、アウトドアでのモノ・コトなど

清水清一

『民衆史の遺産 第一巻 山の漂白民』で清水清一氏の「大地に生きる」は、数年間乞食(サンカとも表記)として共同生活し、一般社会と同化する行動を起こした実体験です。

清水清一氏に関してはコチラ

大正〜昭和初期に、無所有・無保証で生きた人たち。
一面だけみると憧れでしたが、社会の枠の外での集団生活で独自の道徳観・宗教観があったことを知りました。
今の自分は捨てられないもの(こと)が多いし、不便・不潔さに対応できないので、せいぜい山釣りをしてキャンプするくらいですが・・・。

冒頭で「由来人間の生活は、詮じ詰めると乞食的か泥棒的かの二つの何れかであると思ふ」とあります。
優しく調和のとれた社会って・・・、なんてことを考えさせられた雨の一日でした。