1湯目は大洗フェリーターミナルの近く、「潮騒の湯」(茨城郡大洗町)。
首都高の渋滞が比較的空いている時間帯に出発すると、出港の4〜5時間前に大洗に着くので時間潰しも兼ねて。
昼飯食って昼寝もできる便利な施設。
塩分の強いお湯は循環・沸かしっぽいけど、露天風呂から眺める海と浜風が爽やか。
これから乗るフェリー・さんふらわあが通過して旅感が高まります。
入浴料平日900円
・フェリーの風呂
大洗発苫小牧行きフェリー・さんふらわあ夕方便のバイク乗船開始は車より早いので、空いているうちにお風呂に入れます。
カルキ臭もしないし眺めもいいので、意外と快適なお風呂です。
(波の高い日はお湯が揺れるけど。)
朝は6時半から入浴可。
バイクツーリングではヘルメットやバイクウエアを脱ぎ着するのが面倒なので、歩ける場所に温泉があるキャンプ場に泊まります。
別海ふれあいキャンプ場は、トイレも綺麗で施設も充実した高規格キャンプ場。
ここから徒歩3分ほどにある温泉施設は掛け流しの茶色いモール泉。
テント近くにバイクを止められて源泉掛け流し温泉併設のキャンプ場って、北海道でもあまりありません。
テント設営してジャージに着替え、温泉入って焚き火の宴。
家よりくつろげるかも。
入浴料510円
スマホのナビに入れてもたどり着けなかった地元の人の温泉。
アルカリ性単純温泉とナトリウム塩化物泉の二種類の源泉掛け流しで、お湯は熱め。
露天もありますが、夏場はやめたほうがいい。
お湯が熱い上にアブに攻撃されます。
さらに開けた扉から大量のアブを入れてしまった。
それでも地元のおじさんは怒るわけでもなく穏やかに話しかけてくれ、手でアブを叩き殺してました。
申し訳なさに数カ所刺されながら脱衣所のハエたたきを取りに行き、10匹以上退治。
お騒がせ申し訳ありません。
ご迷惑をおかけしました。
おおらかな地元の方に心も体も温まりました。
入浴料480円
今回2度目の来訪となる阿寒湖近くの温泉宿泊施設。
硫黄好きの同行者も満足の硫黄臭。
内湯と露天有り。
鄙びた感じと良質温泉に、露天の山の爽やかな空気。
ニセコや登別のように外国人観光客もいなくて、モラルのある登山者が多いのんびりと静かに落ち着ける温泉です。
内湯は水で薄めていて適温(と言っても熱め)ですが、露天は暑くて長湯できなかった。
去年は行った時はこれほど熱くなかったはずだけど・・・。
登山者らしき若者が、このあたりの温泉は湯温が上がっていると話していました。
雌阿寒岳の火山活動が活発化しているんでしょうかね。
シャワーやシャンプー・ドライヤーもないけれど、北海道で入った温泉で一番のお気に入りです。
入浴料500円
・晩成温泉(道東・大樹町)
ここも2度目の来訪。
あのヨーチン(ヨードチンキ)の匂いのするヨード泉。
加温・循環だけどお湯が希少。
ちょうどいい湯加減の内湯のみ。
外の湯冷まし用のベンチに座って、海風に当たりながら太平洋を眺められます。
夏の華やかな海辺とは対極の、遠くにきた感たっぷりの侘しさがたまりません。
併設のキャンプ場もソロキャンパーが多く、ひっそり過ごす場所です。
トイレは工事現場にあるような簡易式。
水場も簡素なものです。
昔は温泉に入ると無料だった記憶がありますが、いまは1泊500円。
温泉入り放題・キャンプ料・ゴミ捨ての一式のプレミアプランが2,000円。
バイクのゴミ持ち帰りは大変だし、翌日の朝風呂(9時から)にも入れるのでプレミアプランがおすすめ。
入浴料500円