細かい手作業で脳の活性化ができればと、ん十年ぶりにプラモデルを作ってみました。
モデルはホンダのRA272。葉巻型のフォーミュラーカーです。
組み立て解説を一読して塗装〜切り出し〜組み立て〜補正塗装と、工程の割に完成まで5日と時間がかかりました。
筆塗装の跡や接着剤のはみ出しなど粗が目につく仕上がりとなりました。
ボディの色塗りはエアブラシかなとも思いますが、専用ブースがないと飛沫が気になって環境的に厳しい。
換気扇のある部屋で作業してもシンナー臭で嫁があらぬ疑いの目をしてます。
(部屋の外に消臭剤が置いてあった)
まぁ、細かい出来栄えは置いといても、やっぱり葉巻型はかっこいい。
それにしても今時のプラモデルの精度・細かいディティールやはすごいですね。
材質も昔に比べたら柔らかく感じます。
耐水ペーパーで仕上げるつもりだったのに、ニッパーで切り出した後の跡があまり気になりません。
直径1mm無いようなボルトの塗装で目の老化に苛立ったり、華奢なフレームの接着で手先の衰えを痛感したりと、息を殺しての忍耐作業。
でも、高精度の組み立ては楽しいもんでした。
それにしても気軽に始めたつもりだったのに、筆やらシンナー・塗料を揃えると結構な金額になりますね。
塗料だけで10種類ほど買い揃えました。
手持ちの毛ばり巻き用の接着剤・バイク整備用のニッパーを使っても、4,000円オーバー。
これを機にバイクも作ってみよう。