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ポケットラジオ AudioComm RAD-P350N-R

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10年以上使ってきたパナソニックのポケットラジオの調子が悪くなったので、オーム電気のAudioComm RAD-P350N(Made in China)という機種を購入しました。

 

DSPラジオというものですが、DSPってなに?

調べてみるとアナログ信号をデジタルに変換してうんぬんとありますが、電気・電波の知識がないのでどんなメロット・デメリットがあるのかよくわかりません・・・。

 

この機種を選んだ理由は量販店で2400円ほどと安かったことと、デジタルでバックライトの液晶・ポケットラジオなのにFM用のロッドアンテナが付いていたから。

それとスリープ機能が付いていたこと。

ラジオ深夜便を聴きながら寝るので、スリープは必須です。

 

プリセットはワイドFM・AM各20局で、オート・手動どちらでも登録できます。

世田谷での感度は問題く、全局きれいに受信しました。

公式サイトで電池の持ちはAM・スピーカーで30時間。

おおむね同様の持続時間でした。

 

日本のメーカーに比べると細かい使い勝手は見劣りしますが、必要最低限の機能は満たしているんじゃないでしょうか。

ただ、寝ながらゆったり聴くには、硬いというか高音の音質が耳障り。

「さ行」「た行」がキンキンする感じ。

ポケットラジオということを差し引いても、以前使っていたパナソニックと比べると明らかに聴き苦しい。

どうにも我慢できなくなったので、加工してみました。

 

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とはいっても知識がないのでスピーカーを交換とかの電気工作ではなく、振動でなんとかできないかと。

電池蓋を開けて左右のネジをとり、薄いマイナスドライバーでボディをゆっくり開きます。

2カ所のネジ以外はツメで止まっているだけなので、すんなり開きました。

ボディを分割したらスピーカーをこじ開けて、2cmに切って糊面を切り落としたスポンジ状の隙間テープを詰め込みます。

表と裏のボディには信越化学工業シリコーンを塗りつけ。

スイーカー周りはボディ内の空間が埋まるくらい盛りました。

シリコーンが固まったら組み上げて、さらに表面のスピーカーの穴を埋めます。

ボディに付いた余分なシリコーンは、固まる前にアルコールウェットティッシュで拭き取ればきれいに仕上がりました。

 

素人の思いつき作業でしたが、結果は施工前よりAMらしい篭り気味な音になりました。若干ですが。

これでしばらく様子見してみます。

 

余談ですが、この作業をする前にネットで音質改良(改造)の検索をしたのですが、ヒットするのは「おすすめラジオ00選」だとか販売サイトばかり。

最近、有用な情報が検索でヒットしなくなってきたと感じるのですが・・・。

それともこんなことする人はいないのかな。

 

追記2018.8.20

その後、数日間寝る前にAMラジオを聴きましたが、

マシになったとはいえ、やっぱり聴き疲れしました。

短時間ならまだしも、1時間以上はキツかった。