東京に住んでいると、ふと思い立って出かけたくなる近場の渓流ってなかなか思いつきません。
知らないだけなのかもしれませんが・・・。
自分の中でいい渓流というと、水がきれい・イワナがいる・開けた明るい渓相・アプローチに歩きがない、となるんですが、まぁ、東京に近くなくてもそんな都合のいいところはないか。
明日の予定が急に空いて日帰り釣行となると、ギリギリまで行き先が決まらず寝付けないことも。
出かける直前まで行き先が決まらない時は、丹沢の札掛に出かけます。
東京西部からだと80kmほどと近いし、管理釣り場とはいえ自然渓流の風情。
違いといえば、4,000円の入漁料。
それと、丹沢名物(?)のヤマビル。
見た目も気持ち悪いし、食いつかれるとなかなか血が止まらないしで厄介です。
受付で塩を貰い、入渓までのアプローチは早歩きで。
食いつかれると離れないヤマビルですが、塩をふりかけると悶えながらポトリと落ちるので、熱に弱い化繊の服を着ている時にライターであぶるより安全です。
ちなみに管理人さんは木の上から落ちてきて食いつかれたことはないとのこと。
ヤマビルにビクつきながらのキャスティングも、釣りに集中するとすっかり忘れてます。
あちこちにオニチョロ(?)の殻が。
山のなかでも30度を越していた気温で、気持ちのいいウェットウェーディング。
魚の活性も高く、尺越えのニジマスが2匹。
中型は数知れずと楽しめましたが、それにしてもニジマスばかり。
上流側でようやくヤマメ1匹・イワナ2匹。
まぁ、イワナが釣れたからいいか。
突貫日帰りのお気軽釣行。
ヤマビルはゲーターの中に入り込んでいた1匹のみ。
ズボンの上だったので被害はなし。
ただ、着替え中に足首をブヨにやられました。
劇症化して病院に行ったこともあるし、痒みが長く続くのでこっちのほうがやっかいです・・・。