ようやく今シーズンの渓流釣りを薄曇りの養沢で開幕しました。
管理釣り場ですが。
丹沢方面はもう山ビルが出ているし、気分・体力ともに楽なところにしたかったという理由。
管理釣り場とはいえ自然渓流だし、初めてということもあってそれなりに期待しての釣行です。
到着が11時半。
一日券は4,500円ですが、もう少し待てば午後券3,000円。
持ち込みのロッドは1本でバーブレスフック使用など、待ち時間に受付で概要を確認。
ヤマメとニジマスを放流しているそうで、かなり前に放流して野生化したイワナがたまに釣れるのだとか。
毛針を巻き始めた時に参考にしたのが養沢のHP。
とてもわかりやすいです。
管理エリアは4km。
点々と駐車場とトイレも完備している上に、高低差のほとんどない道路沿いのため入脱渓が簡単にできます。
集落に流れる緩やかな流れに桜が咲いて、穏やかな春の釣り感たっぷり。
川沿いにキャンプ場もあるので、嫁連れの時はレジャー的に来るのもありかな。
ですが、平日というのに20人以上の釣り人が入っていて、テンポよく釣り上るとすぐに先行者に追いついてしまいます。
一箇所で結構長い時間釣っている人が多いのは、そういうことなのかな。
茶色い滑りの多い川底でかなり滑ります。
ほぼ岸からキャスティングできるし、渡渉の必要もほとんどない印象。
水が少なく感じますが、いつもこんな感じなのでしょうか。
頻繁に放流しているようなので、魚影は濃いです。
大きなのが泳いでいるのが見えますが、ドライフライに反応してくれません。
スルーです。
それでもなんとか3匹。ニジマスですが。
解禁の慣らしができてよかったよかった。
ちなみに1日券は8匹、午後券は4匹の持ち帰りができます。
(ニジマスはいらないので、全てリリースしましたが)
フッキングはしなかったものの、小さなヤマメが数匹ドライフライに反応しました。
もう少し暖かくなれば水面の捕食も活発になるかな。
甘い香りがすると思ったら、沈丁花が咲いてました。
獣の気配と遡行の緊張感のない穏やかな釣行。
禁漁中に鈍った勘を取り戻すにはちょうどいい川でした。