安定して直径の小さなコッヘルを乗せられる五徳兼風防、Gaobabuの「Carrybo Wind Protecter」(キャリボ風防)。
これまでアルコールストーブのコンパクトさを生かすように、ウルトラライト系の五徳を使ってきました。
ただ、グラム単位で軽量化されたものは華奢な作りが多く、いまいち安定感がありません。
特に、背の高いコッヘル(鍋)は沸騰した気泡でぐらついたり、最悪ひっくり返ったり。
そんなわけで、多少の大きさ・重さは目をつぶり、たどり着いたのがキャリボ風防でした。
十字五徳で安定してコッヘルを載せられるし、継ぎ目のない一体成型のステンレス製筐体は上下に穴は空いているものの、火消し豚を載せられる窓付きで防風性は高そうです。
取っ手は閉じた時・開いた時に固定される親切さ。
底板のくぼみにトランギアのストーブがぴったり収まります。
底板の上にストーブをセットした状態。
底板を使わなくても使えます。
この方が火消し蓋を載せやすい。
上部から見た、ストーブのクリアランス。
スノーピークのチタンカフェプレスをスタッキング。
風防内径は約90mm。
五徳・風防本体・底板合わせて166g。
高い実用性でこの重量なら納得です。チタンならなお良かったけど。
スベア123Rの風防でも代用できますが、こちらは真鍮製でスポット溶接。
アルコールストーブで使うと、本来は炎の当たらない場所が加熱されるのが怖かった。
(プレヒートでは当たりますが)
小さな焚き火台としても使えるようですが、穴あきの底板なので直火OKでなければ灰受けが必要です。