子供用アスレチックのある、のんびりとした場所でした。
小さな集落の山の中にあるため、キャンプ場に至るまでの道が細くうねっています。
途中、車がすれ違うことができないほどの狭さなので、登り始める前に管理棟に電話してほしいとのこと。
確かにバイクで行っても狭いなと感じるほどでした。
相当辺鄙なキャンプ場かと覚悟したわりに、到着してみるとトイレは洋式水洗(シャワーなし)で、炊事場も綺麗に掃除されています。
何より管理人さんの人柄がとてもよかった。
場所が場所だけに頑固なおじさんを想像していたのですが、細かい気遣いが気持ちのいい青年(?)でした。
そんな管理人さんからお試しで着火剤をいただきました。
松の根っこを細かくしたもので、油が多く含まれているのでよく燃えるとのこと。
松明も松の根っこだそうです。知らなかった。
この辺りの漁師さんが山に入る時に持っていくんだそう。
じわじわ燃えるので一本で焚き火が起こせました。
長さ5cmほどでかさばらないので携帯にいいかも。
炭は一袋6kgで800円。
地元で作った炭だそうですが、量がすごい。
柔らかめなので火持ちは短めです。
薪は1束600円。
これも地元で伐採された広葉樹・針葉樹の混合。
焚き付け用の薄い板材も入っています。
直火はNGです。
キャンプ場にはバイク・車共乗り入れできません。
駐車場からそれほど高低差がないので、ソロツーリング程度の荷物なら許せる距離かな。
キャンプ地はそれほど広くなく、こじんまりとした感じ。
バンガローは7棟。
風呂・シャワーがないので、入浴はキャンプ場から一番近い「ヴィラ雨畑」へ。
ここも気のいいお兄さんが対応してくれました。
日帰り入浴700円。
温泉分析表を見つけられなかったんで推測だけど、多分循環。
けど、塩素臭は感じませんでした。
入った瞬間にほんのり硫黄臭っぽい匂いが。
男湯は内湯のみ。
左右で微妙に温度差あり。
一人きりでゆったり長湯。
ゴールデンウィーク中なのに、風呂もキャンプも空いていてのんびりできました。