仕事で長くお世話になった方が半引退して、地元の滑川市にUターン。
お盆休みを利用してお伺いしました。
ホタルイカが名産というだけあり、ご自宅から歩ける距離に富山湾。
後ろは立山連峰のはずだったけど、山に雲がかかっていて見えず。
日本酒好きのワタクシにと、電柱が埋められた風情ある街並み・富山市岩瀬の、「満寿泉」桝田酒造店の試飲店「沙石」に連れて行ってくれました。
非売品の古酒からお手軽価格の日常酒まで、30分2,000円で飲み放題。
やっぱり雄町米がピリッとさっぱりで美味しかったけど、市販品は売り切れでした。
富山湾の刺身が美味い。
これも名産のイカ墨の塩辛(ピンボケ・・・)。
それほどしょっぱくなく、酒のつまみにちょうどいい塩梅。
翌日のお昼は地元の回転寿司「祭ばやし」。
お盆休みだからか、11時の開店前には行列ができてました。
きじはたという魚を初めて知りました。
昆布〆も昆布消費量日本一の富山ならでは。
粒・バイ貝など貝類もネタが大きくて新鮮。
富山のお米も美味しいですね。
少し甘い醤油も寿司に合います。
一番うまかったのは鰯でした。
相方と二人で腹一杯食って5,000円弱。
安いんじゃないでしょうか。
お風呂は滑川交流プラザ5階にある深層水を使った「あいらぶ湯」で。
日替わりで海側・山側が男女で入れ替わります。
山側でも富山湾が見えました。
広い浴室でのんびりできます。
二湯目は魚津市にある金太郎温泉併設の日帰り湯「カルナの館」。
平地なのに源泉掛け流しの硫黄温泉です。
入浴後にしっかりTシャツに硫黄臭がつきました。
市街地から近いのにホンモノの硫黄温泉に入れるとは驚きです。
日常生活で海・立山連峰の眺望があって、美味い食事と温泉に広い空。
滑川は扇状地のため、ほとんどの家に井戸があって水道代0円だそうです。
15度前後で安定した綺麗な水が側溝に溢れて、川に梅花藻が生えてました。
蛍も出るそうです。
スーパーには新鮮な魚介がリーズナブルに買えて、BBQ食材が豊富。
庭先でワイワイBBQやっても苦情がきません。
世田谷区の人口密度が16,261人/km2に対して、滑川市が581人/km2。
地方ならではの近所付き合いもあるんでしょうが、それ以上に魅力を感じます。
長閑で優雅。
ただ通り過ぎるだけではわからない生活がありました。
追記
日中は32度とそれなりに暑いけど、風が涼しく感じました。
8月なかばでツクツクボウシが鳴いているのにびっくり。