5月だというのに、東京では28度。
実際にはもっと暑かったでしょう。
だけど、ここは標高1,300mほどの高地。
涼しい釣りを楽しみました。
先日ユーザー車検を取った883Rで初めての遠出。
一泊なのでたっぷり釣りを楽しみたいのですが、キャンプ地集合の同泊者がいるのでそうもいきません。
夜の宴用に素揚げ・骨酒用に少なくとも3尾は釣り上げないと。
車止めから川辺まで10分ほどとお手軽な渓流です。
穏やかな流れに新緑。
開けて陽当たりが良く、緊張感のない清々しい渓相です。
降り立った地点より下流の溜りでいくつものライズ。
これは期待できそう。
ロッドをつなぎ、12番ホワイトパラシュートを付けて、9時頃にスタート。
数投目でフライをひったくるように水面を割ったのは20cmほどのイワナ。
腹が黄色く、体側に鮮やかな朱点の魚体を手にしてイワナの季節が始まりました。
スタート直後から釣れれば、今日の釣果は約束されたようなもので、その後も20〜23cmのイワナがポンポン上がります。
日差しが強くなった11時過ぎ頃からは反応がなくなり、川辺でおにぎりとスベア123Rで湯を沸かしてコーヒーの昼食。
国道が近いのに、ここには車の音も届かず人工物もありません。
お手軽な割に自然を満喫でき、しばしボーッと過ごす至福の時間。
GW前から休みなしで働いたご褒美です。
腰と肩の痛みも治まり、体調も万全。
時間に限りがあることを意識する歳になり、あと何年、何回渓流釣りができるだろうか考えるようになりました。
ひとりで釣りをしているからか、ちょっとしんみり。
さて、今宵の宴が待っている。
素揚げ用の2尾をキープして、キャンプ地へ。
飲むぞ!