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コロナ移動自粛解除後の釣り

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ようやくコロナ騒動で県をまたいでの移動自粛が解除。

いそいそと長野の超メジャー河川に出かけました。

 

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週間天気予報ではなんとか天気が持つというので一泊キャンプの予定でしたが、あいにくの雨・・・。

空は雲で覆われていても、4時過ぎると明るくなって蒼い風景が現れました。

久しぶりに見る静かな夜明けの川。

 

今回は同行者がいる予定だったので二人で入れる川幅の広いこの川に来たのですが、諸事情あって単独となりました。

数年前に旅行ついでに1時間ほどロッドを振っただけで、初めてと言っていい川です。

とは言ってもメジャー河川故、ネットでの情報は豊富。

綺麗な自然河川に見えるけど、レジャー施設あたりは親水工事での人造河川だそうです。

階段で簡単に降りることができるので、夏になると水遊びの人で釣りにならないとか。

 

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左右両側には立派な遊歩道もあり、アクセスも簡単。

山奥に比べればリスクはほとんどありませんが、暴れ川と聞いていたので増水が気がかりなので、6時前には入渓しました。

水温は13度弱。

小雨で条件はいいはずですが、全く反応なし。

時間が早すぎたのか、メジャー河川ならではのスレっぷりなのか・・・。

 

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ようやくの一匹目は水深の深い緩いこんな流れから。

水底からゆら〜っと黒いパラシュートフライを咥えた大きな魚体。

水中では尺越えに見えましたが、釣り上げると27cmほどのイワナでした。

一匹目にいいサイズが出たこと、ドライフライに反応することがわかり一安心。

この後、フライを見切られた反応が一つだけで上流へ移動。

 

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この辺りからレジャー感がなくなり、薄い踏み跡を頼りに降りると身長より高い巨岩がゴロゴロ。

初めに入ったとこと同じように、ぬめりは多少ありますがラバーソールで安心の藻のない渓相です。

透明度も高くてロッドも振りやすい開けた場所ですが、魚の反応が・・・。

早々に見切りをつけて、すぐ隣の川へ。

 

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写真真ん中の緩い流れでピシャッと反応。

フライを咥えきれなかったので、もう一度フライを流すとまた出ました。

これはイワナだろうと釣り上げると、やはり。

20cmほどの白みがかった魚体に腹の黄色い綺麗な一匹。

同じような流れでもう一匹追加したあたりから雨が強くなってきました。

 

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普段の流れを知らないけど、結構な勢いじゃないか?

水源は中央アルプスだし、奥でどれだけ雨が降ってるかわからないので50mも釣ってないけど8時過ぎに脱渓。

2時間で3匹ならまずまずでしょう。

 

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雨で濡れた木が黒々していて、こんな日のキャンプは嫌いじゃない。

タープ張って焚き火しながら天気の様子を見ようかとキャンプ場へ行くと、ゲートが閉まっていて予約のない人は電話するようにとの張り紙が。

スマホで雨雲を確認すると、これからさらに雨が強くなりそう。

徹夜でぼーっとしていたのもあり、なんだか色々面倒臭くなってきたので、バイクで林道を走った時にアタリをつけていた渓流を目指して移動。

道を間違え、いつのまにか天竜川の釣り券が使えない山梨に・・・。

山を越えると快晴。やる気が出て白州の小渓流へ行くと、水底が砂で埋まっていてつまらない流れに変容していてロッドを振る気にならず、そのまま帰宅。

当初の予定とは大きく変わってしまったコロナ自粛明けの初釣行でした。

 

途中、快晴の山梨では荷物を積んだバイクツーリングや、道の駅で買い物をする他県ナンバーの人たちをたくさん見かけました。

「自粛警察」なんて任意と強制が一体になったようなチグハグな意味の言葉ができたりして他県への外出がしにくかったけれど、平常に戻りつつあるんでしょうかね。

移動自粛で釣り人が減ってイワナ・ヤマメが減らない、なんて期待もしてたけど。