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2022年 北海道ツーリング3日目

3日目、晴れました。

テントの撤収も気が楽です。

 

今日の宿泊地は知床のウトロ。

330kmほどの強行軍です。

 

昼食はCB氏オススメの帯広にあるジンギスカン屋「有楽町」で。

いかにも地元の人が行く外観。あっさりしてます。

 

厚みがあるのに柔らかくて美味い。

羊特有の匂いもほとんど感じません。

二人で5皿平らげました。(一皿462円)

ジンギスカンって野菜がたっぷりのイメージでしたが、ここは玉ねぎだけのシンプルさ。

さっぱりするので、玉ねぎ一皿追加。

 

もう一品、ホルモンうどん(こちらも端数が謎の価格設定407円・165円)。

合わせ(白?)味噌で味付けされた煮込みというか、焼きというか。

人気メニューのようです。

一品が安いので高校生もいたり、観光地にはない日常を感じられました。

3日目にしてようやく北海道らしいものを食べた。

 

昼食後、スマホが充電していないことに気付く。

ケーブル断線のようなので、帯広市内の家電量販店で購入。

大きな街でよかった。

昼過ぎの時点でウトロまで270kmほど。先を急ぎます。

 

途中、バイク駐車場代100円の摩周湖を眺めて小休止。

霧がないのは珍しいんだそうですね。

標高350mとさほど高くないのに涼しいというより、バイクだと寒いくらいになってきました。

ジャケット(オールシーズン)のベンチレーションを全部閉じて対応します。

CB氏はレインジャケットを着込みます。

 

この辺りまでは北海道らしい直線道路というより、ゆるいカーブの山岳道路。

荷物満載のVストローム250は安定したコーナリングで快適ですが、同行のCB750はバイクがよれるとのこと。

外足加重で車体を押さえ込むようにしているそうです。

750ccといえど、50年前の設計。

ブレーキも効かないので怖いと。

最高速・高速巡航性能は750ccの排気量に分がありますが、最新の250ccの安定性は侮れませんね。

一般道の坂道追い越しでもCB750と遜色ありません。

トンネルに入ると、純正マフラーでも排ガス・音量規制のなかった(緩かった?)CB750のブオオという勇ましい音で、Vストローム250の排気音は全く聞こえません。

今時のバイクはスプロケットにも吸音のゴム素材が付いていて、騒音対策が徹底してます。

おかげで静かで疲れが少なくなりました。

ハーレーの鼓動感もゆっくり走って楽しいバイクでしたが、Vストローム250は快適さが楽しいバイクです。

ただ、尻がすぐに痛くなるのは、シートのせいか、ポジションのせいか。

100kmも走ると痛みでイライラしてきます。

ウトロまで90kmほど。

前後左右に体をずらして走り切りました。

 

国設知床野営場に着いたのは18時を少し過ぎた頃。

またしても手前から雨に降られた上に、受付時間を過ぎて管理人不在。

他に泊まるアテがないので、翌日受け付けさせてもらうことにして、3日目も慌ただしくテント・タープ設営。

時間のかかるCB氏よりお先に、徒歩3分ほどの「夕陽台の湯」へ。(500円)

かすかな温泉臭がする天然温泉で冷えた体を温めます。(露天は源泉掛け流し)

 

受付時間を3分過ぎた上に財布を忘れたCB氏が脱衣所で待ってました。

入浴代を渡して、これまたお先にキャンプ場から徒歩5分の居酒屋「番屋」へ。

キャンプで居酒屋って楽ですね。

 

観光地料金なんでしょうか、ちょっと高めに感じましたが、刺身は流石に美味かった。

 

調子よく飲みすぎると大変な金額になるのでそこそこに抑えて、なんとか歩ける距離にあるセイコーマートでつまみを酒を買ってキャンプ地へ。

登山の宿泊が多いためか、21時を過ぎると静まり返る野営場。

ヒソヒソ声で今日1日を振り返り就寝。

 

本日の移動距離:約330km