働いたら遊ぶ

フライフィッシング・バイク・キャンプなど、アウトドアでのモノ・コトなど

2016年 初キャンプ釣行 2日目


山ではまだ桜が咲いてました。
今回同行のHK氏が「桜吹雪を見ていると酔っ払ったような気分になる」とボソリ。
わかるような気がします。




桜とキャンプ場の朝の空気。
残り火を眺めながらフランスパンとチーズ・ソーセージを食べ、ダラダラと食後のコーヒーを飲んで過ごす時間が長くなったのは歳のせいか、筋肉痛のせいか・・・。
撤収の作業が切ない中年二人組。



気持ちを切り替えて、霧のかかった渓へ。
昨夜の軽い雨で山はしっとりして、昨日よりも涼しい。というか、風が冷たい・・・。
白い息を吐きつつウェットウェーディングでエイヤッと入渓。



曇りのためどんよりとしたヤマメ・イワナの小渓流。ボサも多く、川幅が狭いのでリーダーを9ftまで短くしてポンポンと点で釣り上ります。
ふと、フライを落とすポイントを探していると、前回の釣行と同じような違和感が・・・。



春先によく見かける鹿の死骸でした。雪にはまってしまうんでしょうか。
何年か前に同じ光景を目撃してから、たとえ川上に民家がなくてもボクは沢水を生では飲みません・・・。
(追い詰められた状況なら話は別です)




あいにくの天候にキツい現場。
それとは対照的に綺麗な花も咲いています。全部含めて自然なんですね。

肝心の釣果は22cmのヤマメと20cmのアマゴ(なんでここにいるんだろう?)。
どちらも幅1mほどの小さな棚から出ました。
1尾は背がかり。
ちょうどいい水深で緩い流れの好ポイントからはまったく反応なし。
アプローチが悪かったんでしょうか。ロッドを振れる立ち位置が限られていてキビシい渓です。
残念ながらHK氏は「ボ」・・・。



釣果の期待できる下流より、綺麗な川でロッドを振りたいとHK氏の希望で入った上流部。
ドライフライにはまだ少し早い、桜咲く山釣りでした。



2016年 初キャンプ釣行 1日目


2年ぶりの友人HK氏との釣り・キャンプは、曇り時々晴れと微妙な天気予報。
山も煙っています。





前日の雨でしっとりしています。



想定外の工事通行止めで、入渓点まで新緑の林道歩きが1時間。
さらに渓まで湿った踏み跡を慎重に下って30分。
しんどいけれど、この景色とザーッという流れの音を聞くと、疲れも忘れ期待が高まります。

気温は11〜12度くらいでしょうか。
歩きが多いため身軽なウェットスタイルでで来ました。
朝9:30。流れに足を踏み入れると、さすがに冷たい。
晴れてくれることを願いつつドライフライを流しますが、反応はありません。まだ時間が早いかな。



ウェーダー装備のHK氏は2年ぶりのフライフィッシング
勘を取り戻しながら、ポイントごとに交代で釣り上ります。



初めて反応があったのは、流心脇の淀みから。ゆら〜っと魚影がドライフライに近づきましたが、フッキングまで至りません。
それでも水面の捕食をしているとわかればチャンスはあります。

谷に日が差し始め、明るく煌めいた流れから本日初めての釣果をあげたのはHK氏でした。
ラインを弛ませたままでバレそうなので、「ラインを引いてテンションかけて!」とボクも興奮しながら叫びます。
手元に寄せたのは18cmのアマゴ(なぜか朱点があった)。サイズは小さめですが、2年ぶりのロッドに伝わる躍動感に満面の笑み。
いや、誘ってよかった。これでボクも遠慮なく釣りに集中できます。

11時くらいから緩い流れ・淀みからポツポツ反応が出始めました。
ボクの20cmほどの色の白いイワナでした。
魚の活性が上がってきたのか、その後3匹のヤマメをフッキング。
ただ15cmに届かないようなサイズばかりでした。
前回もそうだったのですが、黒いフライの反応が良いようです。
(相変わらず白と黒の#12〜14のパラシュートしか使ってません)

サイズは小さいながらそこそこ楽しめたので、ここは出るだろうというポイントをHK氏に譲り、後ろで見ているといいサイズの魚影がフライに飛び出しました。
しかし捕食の前にフライを上げてしまい、ノーフィッシュ。合わせが早すぎます。
どうやら水中の魚の動きが見えていないとのこと。
おそらく、これまでの行程でフライを追ってくる魚影が見えていなかったと思われます。
少ないチャンスをものにするには偏光サングラスが必要ですね。

2時に昼飯にしようと声をかけると、「忘れた」と苦笑い。
まじっすか・・・。ここは脱渓点まで約6時間の行程ですよ・・・。
念を押していた行動食は買ってすらおらず、しかたなく2つ持ってきたおにぎりの1つを分けて簡単な食事をすませ、あったかいコーヒーでしばしの休憩。
残りの行程をiPhoneのオフラインGPS地図アプリ「ジオグラフィカ」でを確認すると、あまりのんびりしてられないことがわかり、大場所のポイントだけ潰してササッと上がりまました。



久しぶりの焚き火の夜。
ここでもワインを忘れたHK。心もとないアルコールをちびちびやりながら、夜が更けていきました。

写真エフェクト


AdobePhotoshopLightroom用の画像補正・レタッチプラグインNik Collectionが、Googleで無料化されました。




写真エフェクトは一昔前のレンタルポジのような「狙った感」が出すぎるような気がして好きになれなかったのですが、腕のないボクには誤魔化しツールとして役に立ちそうです。


こちらは元画像。
いつも1〜2目盛アンダーで撮って、Photoshopトーンカーブで調整していました。
Nik Collectionなら簡単・直感的に補正できます。



新緑なのに、重い雰囲気が・・・



鳥のさえずりが聞こえてきそう(?)な雰囲気に。
これでもPhotoshopデフォルトのメニューだと、露出補正〜周辺ぼかしと地味に面倒な作業になります。



Color Efex Pro4の「画像枠」の紙焼き風スミフチは仕事でも使えそう。


できることが多いから、ついついエフェクト過多で目ん玉のでっかいプリクラ写真みたいにならないように気をつけて使ってみます。
(でも、基本的な技術が一番大事ですね。)




イワナに逢いたい


まだ時期が早いとわかっていながら、イワナに逢いたくて東京からのアクセスが(比較的)容易で渓相のいい山梨の某渓流へ。




急峻な谷で運動不足の身には入渓までに体力と気を使うため、単独だと慎重に歩を進めます。
釣り人・沢登りの人が固めた細い尾根道を登ったり下ったり。
汗だくで降りたイワナ・ヤマメ(アマゴ)の川。



目指す脱渓点まで急いで3時間くらいの行程です。
林道に車が止まっていなかったし、足跡もないので先行者はいないでしょう。
解禁間もない(3月15日)流れに足を踏み入れると、ウェーダーでも冷たい!
やっぱりドライフライではまだ早かった。
反応があったのは1時間後。
小さな落ち込みで白いパラシュートが沈み、浮力がなくなってきたかとラインを引くとロッドにブルブルと振動が。
慌ててテンションをかけたけれど、一瞬魚体を見せながらバレてしまいました。

そのあとも淀みなどの流れの緩いところで、スッとフライが沈むアタリが3時間で4度ほど。
ほんとにたまにしかないことなので、単に沈んだだけなのかの区別がつかずあわせのタイミングが取れません。
一度は結構重い手応えがあったのですが・・・。



あまり陽が当たらない深い谷に、小さな残雪がチラホラ。
明日の天気予報は雪マークが出ているエリアです。
そりゃ反応は鈍いよね。わかってて来たんだけど。
先を急いで雑になってきた釣り。緩い流れで次の足場を探してフライから目を離した瞬間、パシャっとちいさな魚体が跳ねましたが、後の祭り。

15時過ぎると徐々に曇ってきました。



こんな状況を見ると、この谷の過酷さを実感します。
反応も渋いし天気も悪くなりそうだし、そろそろ帰り支度にしようかとフライを掴むためロッドを見上げると、木々の間に違和感が。



よく見ると、鳥がぶら下がっています。
この痛たましい光景は、釣り人の残した餌か毛針を誤飲した可能性が一番高い。
自戒の意味も込めて、あえて写真を載せました。
悪気はなくてもこんなひどいことが起きるんですね。
可能な限り枝掛かりしたフライは回収しなければ・・・。

気を取り直して脱渓後、本流に移動して最後にようやくヤマメ1尾を釣り上げ「ボ」回避。
結局イワナには逢えませんでした。暖かくなったら、また。



ヤマメ1尾


三連休前にどうしても行きたくて・・・。
結果はヤマメ1尾でした。



麓の気温は18℃。
現地は13℃まで下がりましたが、ウェットウェーディング装備で入渓です。
ブラックパラシュートを流すと同じ場所から2回のアタリ。
入渓直後に反応があるといい釣りができることが多いのですが、それから2時間無反応・・・。
水が少ないうえに瀬が多く、単調な渓相が続くのでキャスティングも雑になって悪循環です。


最初で最後の1尾を釣り上げたのはこんな場所。
白く泡立った落ち込みからフライを流し始めて、真ん中あたりでバシャッと出ました。



サイズは20cmくらいですが、釣果があるのと無いのとは大きな違い。
これで調子が上向くとやる気が出たのですが、沢はまた沈黙してしまいました。



こんな流れや・・・



それなりに水深のあるポイントを流せど叩けど無反応。
定位どころか、走る魚影もありません。

風も出てきてイライラは最高潮。
すると対岸の急斜面から微かに獣の唸り声が。
ハッとして見上げても確認できず、またキャスティングを始めるとカツンカツンと落石。
まだ遠くからフゥーだかウゥーだか犬が威嚇するような声が聞こえます。
こんな場所に野犬がいるとは思えませんが、以前、バイクで林道(愛知県)走行中に二匹の野犬に追いかけられた恐怖が蘇り、不毛なキャスティングに疲れたこともあってそそくさと退散しました。



まぁ、こんな日もあるさ。


ワイモバイルiPhone契約


「にゃんきゅっぱ」のCMでお馴染みのワイモバイルからiPhoneが発売されました。
とはいっても、型落ちの5sです。



1年ほどauケータイの名機(?)G'z One Type Xを通話し放題、データ通信にドコモiPhone5cに格安SIMを刺しての2台持ちで月々の出費を4,000円ほどに抑えてきました。
支払いは安くなったのですが、やっぱり2台持ちは荷物が増えるし充電などなど面倒です。

そこにワイモバイiPhone発売のニュース。
丸くて大きくなった6sより5sが好みだったし、性能も十分。
よし、乗り換えよう。

選べるのはスペースグレー32GBとシルバー16GBの2タイプだけ。
iCloudがあるとはいえ、容量が多いに越しさたことはないので32GBを購入しました。
外出先でそれほど通信しないし、動画も見ないのでプランS(1GB)で。
本体込みの月払いは1年目3,230円で、2年目から4,230円。
相変わらずわかりにくい料金体系ですが、1年目の料金が安いのはauからの乗り換えで割引があるからでした。

まわりはiPhone利用者ばかりのため、通話は自宅のwifiを利用したFaceTime(オーディオ)を使えば実質無料と見込んで、基本料金の2,980円にに含まれる10分×300回(月)無料のままで様子見。
不便さを感じたらオプションで1,000円の通話し放題を契約する手もありますが、あまり大手キャリアとの価格差がなくなりますね・・・。
ということでプランが決まったら、auへ解約連絡〜MNPの予約番号取得〜書類作成〜開通と手続きが終わるまで約1時間。
ショップから帰ったらiPhoneの設定が待ってます。


新規メール設定


ワイモバイルの固有メール(@yahoo.ne.jp)・MMSメール(@ymobile.ne.jp)を登録します。
Yahooのサービスを利用するのに、すでに使っていた@yahoo.co.jpもアカウント登録。
いくつメールが増えるんですか・・・。
iPhoneならアップルIDでメール(@mac.com)が使えるので、これだけに統一したいところ。


データプランの設定


他社からの乗り換えキャンペーンで2年間データ容量が2倍のため、プランSでも2GB使えます。
これは追加容量500MB(500円)×2=1GB(1,000円)を割引しているということ。
そのため、ブラウザで追加容量を増やす設定をする必要があります。
契約内容の確認・変更
データご利用確認
上限回数 の 上限回数を変更する
快適モード の 上限回数の設定プルダウンの 2回 を選択
(以下略)

面倒ですね・・・。
しかも、割引適用期間が切れる2年後に「制限モード」に戻さないと、知らずに超過分の料金が発生します。


Wi-Fiスポットが使えない


申し込み内容確認書のオプション欄にはソフトバンクWi-Fiスポットと記載があるのですが、iPhoneでは使えないようです。


対応してないようですね(2016年3月7日現在)。なんじゃ、そりゃ。
店員に確認しても「えぇ、使えませんね・・・」と目をそらしておりました。
自力で調べて「一括設定」というプロファイルをインストールしようとしても、ダウンロード画面には「システムエラー」の表示。
やっぱり、ダメなんですかね。

設定やら契約内容の確認やらの専用アプリがあっても良さそうですが、いまのところブラウザのみ。まだまだサービスが「?」なところが多々あります。今後に期待。


追記
ホームページからの問い合わせに、以下のお返事をいただきました。

誠に恐縮ではございますが、弊社の提供する【iPhone5s】は、
ソフトバンクWi-Fiスポットのご利用はいただけません。
何卒ご了承賜ります様お願い申し上げます。


山に行くならソフトバンクは論外、ドコモ一択といわれています。
先日の釣行はドコモが公表しているエリア外でしたが、圏外ではない場所(林道)がありました。
ただ渓流釣りで電波が届いて欲しい谷間だと、どこのキャリアも似たり寄ったりだと思うのでソフトバンク系のワイモバイルに変えてみたのですが、どんなもんなんでしょう。
電波を含め、あまりに使用感が悪かったらドコモに乗り換え、という気楽さで使ってみます。


追記
2016年4月21日現在
ソフトバンクwifiスポットに対応してました。

新投入グッズで今シーズン初釣行を・・・


待ちに待った渓流釣りシーズン。
今季初釣行は、日帰りとあって近場の「沢割り」の渓へ。




早朝から行ってもドライフライには反応しないだろうと、現地に着いたのは11時近く。
すでに沢割りのホワイトボードにはたくさんのマーキングが・・・。
空いている一番近くの沢でも片道50分。
この時間から1時間ほどの林道歩きか・・・。
しかも、入ったことのない沢。仕方ない。
2〜3時間ロッドを振って暗くなる前に戻ってこよう。

さすがに3月初旬はウェーダーを履いているのですが、靴との組み合わせが悪いのか、歩き出してすぐに足痛。
しかも、思ったほど寒くなくて、現地に着いたら全身汗だくでヘトヘト。

それでも、入渓点の小さな溜まりにいくつもの魚影を見つけてやる気が出てきます。


それにしても水が少ない。
でも、こんな場所に#12の黒いパラシュートを浮かべると、すーっと魚影が近づきました。


一発目であっさり24cmのヤマメがフッキング。
この時期だからドライフライで釣れなくても沢に立てるだけでいいと思っていたのに、幸先いいスタートです。

その後もシーズン初の「勘」を取り戻すまでもなく、ヤマメのポイントからポンポン釣れます。


しばらく釣り上ると、てっぺんがよく見えないほどの壁が。
ちょろちょろと水が流れ落ちていて、一応、滝です。
これは越せないので、巻けるところを探してみると、写真には写ってませんが右側になんとかなりそうなルートが。
それでも見上げるような斜度ですが、ラバーシューズだしいけるだろうと取り付きます。
これが予想以上にキツかった。
1m登っては休んで手掛かり・足掛りを確かめてよじ登ること30分。
ロッドを持ったままでは上がれず、大変な目にあいました。
(帰り道に歩いて登れる巻道を見つけました・・・)






















登り切る直前にパチリ。
あまり大変さが伝わらないのが残念です・・・。
クタクタになって登り切ると取水口があり、その川岸にへたり込んで昼飯。



久しぶりの山コーヒーはアルコールストーブで。
この一杯を飲みたくて来てるといっても過言ではありません。
沢の音を聞きながらのコーヒーはやっぱり美味いなぁ。

ちなみに、NIKONコンデジは最近衝動買いした中古のP300
今回はO-M5と併用です。
189g(実測184g)と軽くてF1.8と明るいレンズで画質もそこそこ。
開放で露出オーバー気味なのとRAW保存未対応なのが気になりますが、すべての操作が片手でできることと、起動も早く手軽なので今回の釣行はほとんどコレで撮影しました。
2011年発売ですが、ブログ用の「記録」だけなら十分な性能だと思います。



もうひとつの新投入グッズ、パタゴニアベスト・フロント・スリング
コンデジは胸ポケットに入るので、さっき登った斜面でも片手ですべて作業ができました。
ティペット・リーダー・フライなどもフロント側ですべて収まるので使い勝手は非常にいいです。
キャスティングの邪魔にもなりません。
ただ、あまり重いものを背負っての山歩きだと、右肩が凝ります。
今回のように沢までのアプローチに1時間かかり、釣りも合わせてトータル7時間というシチュエーションには向いていないかも。

今回の荷物総重量をざっと計算したら、ベスト・フロント・スリング含め約3.5kg。
一番重いのはやっぱりE-M5なんですよね。
クルッと回してメイン荷室からE-M5を取り出せるのがメリットだったはずが、このままコンデジメインとなってしまうと・・・。
E-M5を諦めれば560gの軽量化になるのが悩ましいところ。



最後に、熊鈴のガーディアン(ソリッドクラッパー式)。102g。
最強と噂されるだけあって自宅で鳴らすのをためらうくらいの大音量。
実際に沢でぶら下げていると、普通の流れならうるさいほど。
登山道だと大袈裟な感じがしますが、今日は1日誰も入っていない(はず)の沢だったので、帰りの林道歩きも安心感があります。

と、収納からもろもろ変更したので、課題の残る釣行となりました。


昼食後も20cm前後のヤマメが釣れ続け、脱渓の3時半までに軽く「つ抜け」と出だし絶好調のシーズン開幕。
ようやく新年スタートです。