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バイクナビにiPhone5s


ツーリングよりも、複雑な都内の移動用にiPhone5sをナビ代わりに。

バイクへの取り付けキットは、TiGRA謹製 Sport BikeCONSOLE POWER PLUS for iPhone 5S

防水ケースとバッテリー、バーハンドル用の取り付け部品のセットです。
 

防水ケースとバッテリーは分離します。
 
 
 
パソコンからUSBで充電中のバッテリー。右の青いランプが点滅中は充電中。
満充電になると点滅パターンが変わります。
 
防水ケース背面に接点があり、配線なしでバイクに取り付けできます。
ケースに内蔵されたLigtningにiPhone挿して、バッテリーのボタンを押すと充電開始です。
 
 
 
取り付け用の台座はバンド留め。
幅1cmほどの硬い樹脂素材で丈夫そう。
ゴムの滑り止めも付いているので、しっかり締め込めば緩むことはないでしょう。
 
 
 
横から。
ケース下にバッテリー。(バッテリーなしでも取り付け可能)
スライドしてはめ込み、さらにネジで固定。
ネジはダイヤル式なので指で回せます。
しかもスプリングがはめ込んであるので、緩みにくくなってます。
台座への取り付けも同様。
 
台座との分離は容易ですが、バッテリー込みだとかなりかさばります。
ジーパンのポケットに入る大きさではありません。
ケースのみでもちょっとキツい。
なので、バイクから離れる時はケースから取り出してます。
ケースのロックは両サイドと下部。
下部のロックがきつくてコインなどでこじらないと開きません。
樹脂製なのでカッターでコンマ数ミリ削って、なんとか手で開けられるようにしました。
常に使うわけではないし。
 
画面のスクリーンは比較的張りがあってペコペコは気になりません。
タッチの反応も良好です。
マット仕上げ(アンチグレアっていうの?)なので光沢があるよりも見やすいんでしょうが、やっぱり晴れた日中の視認性はそれなりです。仕方ないですね。
 
ホームボタンはゴムなので指紋認証はできません。
どちらにしてもバイクならグローブをはめてますからいらない機能ではあります。
ボリューム・マナーボタンは使えません。これもバイクでナビ機能だけなら必要ないですね。
 
あわよくばこのケースで渓流釣りにと思っていたけど、かなり厚く大きくなるので持ち歩く気にはなりません。
それに、通話の声も割れるし、相手から声が遠すぎると言われました。
バイクナビ用と割り切れば、かなりしっかりした製品だと思います。
ケース内装に防振性のあるクッション素材が使われているので、振動対策もされているようです。
 
通信をしなくて済むダウンロード地図のナビプラスで1時間走って20%のバッテリー消費。
やはり充電バッテリー付属だと安心ですね。
 
 
 
 
 

iPhone5s 修理・交換


1ヶ月ほど前に水没させてしまったiPhone5s
何事もなく復活したかにみえましたが、3日前からTouch IDが反応しなくなりました。




再起動や工場出荷のリセットなど一通りの対策はしました。
それでも指紋認証は反応せず。
同時にバッテリーが体感できるくらい減るようになったため、面倒ですがアップル表参道店のジーニアスへ。
(最短の予約が2日後と、対面での緊急対応が難しいのはどうなんでしょう?)

担当の方がiPadでリモート診断をすると、ソフトウェア的には問題なし。
iPhoneを開けて内部確認させてください」ということで、待つこと約5分。
水没反応が出てたので本体交換となりました。
ホームボタンの部品交換だけだと、今後ほかの基盤に不具合が出るかもしれないとのこと。
バッテリーの減りが早くなったのも、Touch IDの不具合が原因の可能性が高いとか。
(Touch IDの機能を探すため、だとか)
まだ半年くらいしか使ってませんが、仕方ないですね。
交換代金は¥28,990也。



まるっと新品ですか?と聞くと、歯切れの悪い返答。
整備済品でしょうか。バッテリーは新品だと言ってましたけど。
まぁ、2世代前の機種が在庫しているだけでもありがたいことです。

帰宅後にパソコンからバックアップデータを復元し、ワイモバイル用のAPNをインストールして無事復帰しました。
が、ワイモバイルでは動作未確認だったiOS10になってました。
いまのところ通話・通信ともに問題ないようです。

1ヶ月経って水没の不具合が出るとは意外でした。
アウトドアで使うなら防水対策は必須ですね。
Iphone7の防水機能は魅力的ですが、大きいのがネック。
カメラレンズの出っ張りや丸いボディも好みじゃないので、4インチiPhone SEの新型に防水機能がついたら買い替えも・・・。



自作タープ


デュポン社のタイベックという生地でタープを作りました。
生地購入はOMM(アウトドアマテリアルマート)で。
幅3mのソフトタイプを長さ3m(1m¥840)。




四辺を2cm巻いて、#30の糸でミシン縫い。
そこにモンベルで購入した2mmの張り綱20m(1m¥48)を通して完成。
単純な構造ですが初めから張り綱を通してあるので、設営が楽になるのでは、と。



165cmのモンベル製ポールだと細いので、そんなにテンションかけられないため、生地に補強はしませんでした。
実際に張ってみると生地自体の強度はあるように感じました。
それでも耐久性は期待できないかもしれませんが、材料費が安いし簡単に作れるのでよしとします。



ハトメは9mm。
ポール先端がギリギリ入る直径。



タープ下はかなり明るいです。
紙のような質感ですが、透湿・防水。
デコボコした面を内側にしています。

約3m四方で650gほど。(ポール除く)
まだ雨で使用していません。
縫い目にシーム処理をしていないので多少は滴るでしょうが、この面積なら2〜3人は濡れずにすむでしょう。



モンベル サワートレッカーRS


前回の記事にも書きましたが、ウェーディングシューズを新調しました。
モンベルサワートレッカーRSです。





長く(3年くらい?)使ってきたリトルプレゼンツのミッドストリームWDラバーソールが限界に。



ラバーパターンはこんな感じでまだ使えそうですが・・・。
オフロードタイヤのようなゴツいパターンで、川までのアプローチも安心感がありました。



モンベル独自開発のアクアグリッパーは凹凸が少ないです。
減りの速さが心配ではありますが、リトルプレゼンツのようにラバーより先に本体が修理不能になることも考えたら、これくらいでいいのかもしれません。



前回の釣行では黒光りしている岩でも驚くほどのグリップ力でした。
苔でヌルッとした岩は、慎重に真上から体重を乗せれば対応できます。
それでも、恐々ですが。
濡れた木は予兆もなく滑ります。これはリトルプレゼンツのビブラムでも同じ。



ハイカット部分は柔らかくて、収納の限られたバイク釣行ではスペース確保に有効です。
ボクは足首が固定されているより、曲がる方が楽に行動できます。
リトルプレゼンツは公称値が記載されてないのでわかりませんが、これは片足395gと体感的にもリトルプレゼンツより軽いです。




靴底が薄いためか、指先の曲がりも楽です。(ピンボケ・・・)
これは特徴的な本体のデザインにもよるのかもしれません。
丸い靴紐も締める・緩めるがしやすいです。
ただ、付属の紐では短かったので150cmのシューレースを買いました。

砂の入りにくいネオプレーンの足首は脱ぎ履きにコツがいりますが、2〜3度で慣れました。



ソックスはネオプレーンをやめて、化繊の靴下(WIC.トレッキングストリームソックス)に。
厚手でクッションがあってはき心地がいい上に、脱渓後も冷たさを感じにくいです。
絞ればそこそこ乾きも早いし。
補強糸入りで耐久性にも期待しています。
それと、ネオプレーンより通気性が高いはずなので、匂いがしにくいのではないかと。

軽さと足の曲げやすさで買って正解でした。
あとは耐久性ですね。
常に水に濡れる状況ですから、過度な期待はしてませんが。
価格も¥12,800と、釣り専用のラバーシューズよりお安いですし。


 

 

 

 

 

 

2016年 FFひとり合宿


2016年シーズンもあとわずか。
締めはいつもの「あの」川へ。





霧に包まれた白樺の森。
釣行前の心穏やかな時間が流れています。



ポツリポツリと人家がある場所ですが、集落で熊が出没しているため熊鈴をつけて6時半ごろ入渓。
外気温は16℃とひんやりしていて、流れに入るとキーンと冷たい。



リトルプレゼンツのラバーシューズが修復不能になったので、今回初投入のモンベルサワートレッカーRS
アクアグリッパーという独自開発のラバーソールです。
グリップ力は「おっ!?」と驚くほどに上々。
靴下はネオプレーンをやめて、これもモンベル謹製の化繊靴下WIC.トレッキングストリームソックスを。
厚手で心地いいクッションです。
ズボンはこれまたモンベルの廃盤トレッキングパンツ。
伸縮性のあるSchoeller社の生地ではき心地が良かったのですが、渡りが太いため水の抵抗を受けないようにピチピチにリフォームしました。
これだとバイク移動でも風の巻き込みもないし、信号待ちでもマフラーに当たりません。
上着もモンベルで新調です。
ストレッチ性のある薄手の撥水生地のクラッグジャケット



撥水に期待はしてませんが、シャツのようにポケットなどの出っ張りがなく比較的体にフィットしたシルエットなので藪にひっかかりにくいです。
全身モンベルですね・・・。
シーズン終盤で新しいモノをこれだけ投入したのですから、気分も上がります。

このところの雨で増水して周りの草はなぎ倒されていて、まだ水量は多めのようす。
それでもポイントごとにドライフライに反応があります。
20cm以下のサイズばかりですが、調子よく釣りあがっていたら・・・。
大きな岩に足を置いた直後、グラッと動いてそのまま転倒。
受け身すら取れませんでした。
大雨の後で岩が流れて座りが悪くなっているだろうと、慎重に歩を進めていたのに。

首まで浸かって離したロッドを手元に手繰り寄せてと、川の中で30秒ほど格闘したでしょうか。
体はひざに擦り傷程度。
しかし、カメラ(Nikon P300)とiPhoneが水没。
迂闊にもスマホの防水装備を忘れてました。



浸水した水でソフトフォーカスな写真のP300。



これはこれで綺麗?

カメラはまぁアレとして、問題はiPhoneです。
本体隙間から水が滴り落ちでくる状態。
慌てていて電源を落とさず動作確認してしまいました。
このときは動いたのですが、しばらくすると「スライドして電源オフ」の表示。
でも操作を完了できません。
さらに時間が経つと、アップルマークとブラックアウトが交互に点滅。
ホームボタン+電源ボタンを押しても無反応。
一服して落ち着きを取り戻し(タバコは無事だった・・・)、ここでこれ以上あがいても無駄だと諦めて釣行続行。
塩焼きサイズのいい引きのイワナと、骨酒用の2匹をキープしてテン場へ。

車のエアコン吹き出し口にiPhoneをひっかけて乾燥させながら、今後の行動をあれこれ悩みます。
空は満点の星空ですが、予報では明日は雨。
2泊の予定でしたが、徹夜で体力・気力共にダウン。
朝起きてみるとやっぱり雨。しかも勢いよく。
これで諦めがつき、1日前倒しで帰宅することに。
途中、市街のホームセンターで乾燥剤を買い、ZipロックにiPhone・カメラを入れて悪あがき。
これが良かったのか、それとも運が良かっただけなのか、3日目にiPhoneは復活しました。

静かな夜明けで始まった今回の釣り旅でしたが、ドタバタな結末。
でもまだ伊豆の一部アマゴの河川は10月いっぱいまで釣れるんですよね・・・。




南アルプスの玄関口でFF


いつか行ってみたかった南アルプスの川。
東京からとんでもなく遠いわけでもないのに行かなかったのは、
マイカー規制でバスか乗合タクシーに乗るのが面倒だったから。




事前に情報収集したところ、バスより乗合タクシーの方が速い上に、揺れが少なくて快適とのこと。
午前9時、芦安温泉の市営駐車場にバイクを停めて発車を待つ。
平日のこんな時間なのに9人乗りのタクシーに7人(3人は釣り客)乗り込んで出発。片道1,200円。

かなり細くて崖っぷちな道を約50分。
標高1,500mの憧れの川に着きました。
インフォメーションセンターで釣り券を買って、つり橋を渡ると・・・。



ポイントの多そうな岩の川。
フライフィッシングにはちょうどいい水量です。
左にオレンジのテントが見えるところがフリーサイトのキャンプ場。



キャンプ場の奥に山荘。
これは便利です。

美しい川を目の前にはやる気持ちを抑えつつ、ロッドに大きめのカディスを結んで釣り開始。
イワナの居着きそうなところを流す・叩くけど無反応。
山荘が見えなくなる場所まで釣り上ると、釣り人が川通しで戻ってきました。
なるほど、先行者いましたか。
今日は日帰り・様子見なので、タクシーの時間まで進んでみます。

先行者は単独だったので、対岸なら可能性があるかもと右岸に移動するとアタリが出始めました。



待望の一尾は22cm。(ピンボケ・・・)
いまだにニッコウイワナ・ヤマトイワナの違いがわかりません。
黄色い腹に白いラインの入ったヒレ、体側にオレンジ色の斑点がありました。
その後釣れた20cm・25cmともに同じ魚体。
オス・メスの区別もつきませんが、お腹が柔らかいのはこの時期だからでしょうか。
卵を抱えてそうなので、そっと流れに戻しました。



石積みの堰堤が現れました。
かなりの大きさです。
記憶が曖昧ですが、4段あったかな。
ここでもいいサイズを2匹釣り上げ、午後2時過ぎ。
釣果もあったし、そろそろ脱渓してもいい時間です。
堰堤があるなら林道が近いかもしれない。
iPhoneのオフライン地図「MapFan」で確認すると、上流を見て右岸に林道があります。



登りが比較的容易な石積み堰堤の上に出てみると、ありがちな浅瀬。
ここを渡って上を見上げると、なにやら青い人工物が見えました。
斜度も距離もたいしたことなく、楽な脱渓。
初めての川の脱渓も、GPSで位置確認ができるスマホがあると緊張感が和らぎますね。
時間が早かったのも良かった。

思いつきで面倒くささを吹っ切った超メジャー河川の初釣行。
下流からの風でキャスティングが難しい一日となりましたが、メジャー河川でこの釣果はまぁまぁ。
核心部はバスを乗り換えてさらに奥。プラス山歩きが必要ですが、面倒臭い。
次にハードルを越えるのはいつのことやら・・・。

2016北海道釣りーング


一週間の予定で、何年ぶりかの北海道ツーリングに出かけました。




東京から八戸まで高速道路を走り、苫小牧行きのフェリーで夜中の1時半に到着。
夜通し走ってオロロンライン〜クッチャロ湖のキャンプ場泊と、2日間で5時間睡眠の約1,000km走行。
かなりの強行軍のうえ、撮影仕事もあってのんびり気分とは程遠いツーリングとなりました。
しかも、ほぼノープランの行き当たりばったり。
大雑把でもいいから計画は立てるべきですね。

さて、1日だけ団体行動を離脱して、憧れのオショロコマを釣りに羅臼へ。


北海道の渓相のイメージは森の中を蛇行しながら緩く流れる単調なものでした。
羅臼は山に近いせいか、巨岩の点在する荒々しい流れでした。
これならいつもの釣りと同じなので、ポイントもつかみやすい。

ツーリング同行者との集合場所への移動の時間を考えると、2〜3時間しかロッドを振れません。
それに、ヒグマが怖いのでお手軽に国道の脇から入渓。
エアーライト10本継 6.9ftのグラスロッドに12番のカディスを結んで一投目。
拍子抜けするほど簡単にオショロコマが釣れました。


お腹が鮮やかな黄色(オレンジ)に、体側にオレンジの斑点。
オショロコマ、ですよね!?

同じ場所からポンポン釣れます。
もう、フライを流せば食いつくほど。
しかも、ドラグがかかっても追いかけてくる魚影が見えます。
試しに下流に向かって流してみても体が全て飛び出すほどの食いつきっぷり。
ストーキングとかナチュラルドリフトとか、神経質さはいっさい必要ないようです。

たまに体高のあるヤマメ(ヤマベ?)も混じり、20cm前後のサイズが飽きるほどフッキングします。
さすが北海道、さすが羅臼
2時間で100mほどしか進めません。
釣果は数えるのが面倒なくらい。30〜40匹は釣れたでしょう。
魚のぬめりで毛針が開かなくても食いついてきます。
これはパラダイス。簡単すぎてつまらないほど。本州でも釣りブームの前はこんな感じだったのでしょうか。

ただ、いいサイズはなかなか上がりません。
食べられる程度のオショロコマ2匹とヤマメ2匹だけキープして、同行者の待つキャンプ場へ。

23cmほどのサイズを塩焼きにして食べてみましたが、うーん・・・。
不味くはないけど、美味くもない。香りがないというか・・・。
わざわざ釣って食べるほどではないという印象でした。
もっと大きければ味が変わるんでしょうか。




冷えた体を温めたのは無料・高温で有名な熊の湯。
漁師さんが日常的に浸かっているため、水で薄めると怒られるそうです。
硫黄泉で源泉温度63℃。
評判通り熱い! 一度に首まで浸かるのは無理で、何度か出たり入ったりを繰り返すとようやく入れるようになりました。
それでも数十秒のこと。3人いた地元の方は平気な顔で浸かってましたから、慣れなんでしょうね。
「そんなに熱いなら、少し薄めろ」と水(沢水?)の蛇口を開けてくれました。
コップが置いてあったので源泉を飲んでみると、ほんの少し塩っけがあっておいしい。
あまり硫黄臭はしません。
もちろん掛け流しなので、沢に流れ込んでいます。


今回、出発まで悩んだのは服装。
8月のツーリングは何度か経験しているのですが、7月の北海道は初めて。道北・道東の体感温度が想像できませんでした。
札幌出身の友人に聞くと、帯広や札幌などの都市部はそれなりに暑いけど、郊外でキャンプするなら朝晩はそれなりに寒いということで、冬用ジャケットに長袖のウールシャツを着込んで行きました。
東京からこの装備はどうかと思いましたが、正解でした。
湿度が低いし、バイクのスピードなら肌寒い。
日中にバイクを降りると暑さを感じますが、走っているときはちょうど良いです。
同行者はメッシュジャケットだったので、ウィンドブレーカー・カッパで防寒装備したくらい。
キャンプ場では薄手のダウンを着ている人も。
ちなみに、苫小牧郊外のガソリンスタンドの店員さんは、朝にストーブをつけることがある。今年は寒い。と言ってました。



往復の総走行距離は約2,300km。
これだけ移動すると同じ「日本」でも北海道は別物、そう実感したツーリングでした。