若い頃はMetal GuruとTelegram Sam以外は退屈な曲だと聴き流していたアルバム。
今聴くとじわじわと良さがわかってきました。
言葉数が少なく同じ単語の繰り返しが多い歌詞、展開のない単調な進行とイギリス人っぽい風変わりな曲調。
ノリがいいけど勢いがないのがブギなんでしょうか。
弾きすぎない(弾けない?)ギターもいい感じです。
グラムロックでもスカした感じのデビットボウイより、マークボランはブルースっぽい。
バックのストリングスアレンジがなければすごくシンプルなんですが、なんども聴くうちに心地よくなってきました。
ビートルズのリンゴスターが撮影したと言われているジャケット写真がインテリアになると買っただけなのに、毎日こればかり聴いてます。
これがT.REX中毒というやつか。
甘い歌声なのに、「Rock!」や「Yeah!」の野太い声が笑えます。