カジノ・クーペのチューニングが安定しません。
コロナ騒動の外出自粛で暇なので、ギターのペグ交換をしてみました。
ゴトー製のSD90で、つまみ(ボタン)はエピフォン純正と同じ形状です。
取り付けカバーの空洞を埋めて鳴りを良くする効果があるという触れ込みのカーボンテンプレートもついでに。
購入先は即決価格もあり一番安かったヤフーオークションにて。
作業はネジを外して付け替えるだけと簡単ですが、横着してスリーブは純正をそのまま使おうとしたら、内径がSD90の軸より小さくて入りません。
スリーブの淵にマイナスドライバーをあててプラハンマーで軽く少しづつ叩いて外し、SD90用スリーブを指で押し込んで装着。
最後に当て布をしてコンコンと軽くプラハンマーで叩き込みます。
あとはSD90にテンプレートをはめて、ペグの向きを間違えないようにネジで止めるだけ。
ヘッドに空いているネジ穴でぴったりでした。
スリーブの抜き方だけ注意すれば簡単な作業です。
左が純正、右がSD90。
取り付け用のネジ穴が純正よりSD90の方が若干大きいです。
また、取り付けプレートの角の形状がSD90はシャープです。
純正の軸は遊びのあるものと無いものがありましたが、SD90は全てに遊びがありました。
SD90には「JAPAN」の刻印。
左は純正、右がSD90の取り付けネジ。
SD90の方が太いです。
SD90はトルク感が均一でチューニングがしやすくなりました。
軸に遊びがあるのも、弦の張力がかかった時に最適になるよう設計・製造していると聞いたことがあります。
チューニングの狂いも解消されて交換した甲斐がありました。
テンプレートを入れた効果は・・・、正直わかりません。
音が変わったと言えるのかどうか・・・。
開放弦を鳴らした時ならそういうこともあるかもしれないけど、・・・。
耳の鈍感さもあるとして、チューニングの滑らかさと安定感が上がったことだけで十分満足です。