チェーンの張り調整の時に、チェーンスライダーが取れかかっていることに気がつきました。
取れかかっているというより、取り付けがずれてフロントスプロケットと接触してます。
樹脂部品なので経年劣化もあるだろうし、新品に交換します。
リトルカブのフロントスプロケット(ドライブスプロケット)のカバーを外すには、サイドスタンドをずらさないと工具が入りません。
車体下のボルトを緩めて工具のクリアランスを作ります。
チェーンカバーも外せはチェーンスライダーを外せます。
上が古いパーツ。
変形してますが、思ったほどひどくはなくて役割は果たしていたようです。
知恵の輪のように入れればチェーンを外さず取り付けできました。
パーツリストを参考にして、切り欠きは上にしています。
(下の方が自然な気がしますが)
ついでにハブダンパーも交換します。
リアタイヤが取りやすいように、センタースタンドにレンガを挟んで高さを確保。
マフラーが干渉してシャフトが抜けないので、マフラー外すか取り付けボルトを外してずらします。
ブレーキ取り付けボルト2箇所と、スプロケット固定ボルトも外してシャフトを抜きます。
スプロケットは外さなくてもリアタイヤは外れますが、ハブダンパーの汚れが付着しているかもしれないので外します。
シャフトに赤いグリスの色も残っていて、まぁこんなもんかなという汚れ具合。
ブレーキシューもまだ使えそうな厚みです。
パーツの手持ちがありますが、交換は先延ばしにしてブレーキダストの掃除のみ。
ハブダンパーは簡単に外せないくらいの変形具合でした。
それでも、タイヤを固定でスプロケットは前後に2〜3mm動いていました。
新しいハブダンパーを挿入。
明らかに古いダンパーを外す時より抵抗があります。
やはり10年以上放置していたダンパーは痩せていました。
ついでにベアリングがスムーズに回るかチェック。
ホイール側は問題なさそうですが、スプロケ側は少しゴリっとした感触・・・。
ベアリング交換は技術も工具もないので、いずれバイク屋さんにお願いします。
逆手順で組み付け終わったら、スプロケとホイールのガタをチェック。
手で確認する程度では全く動きません。
試走してみると、発進・ギアチェンジからの加速がダイレクトな感じがします。
これは変えてよかった。
これからは定期的にチェックしよう。
安心のため、基本的に交換部品は純正を使っています。
・チェーンスライダー(ドライブチェーンケースパッキン)
純正品番/40591-041-000
・ハブダンパー
純正品番/06410-GBJ-J01
送料はかかりますが、今回はモノタロウで購入しました。
涼しくなって作業が楽な季節になりました。