北海道旅行も折り返しの4日目。
目的地の北見までの移動距離は約180km(3時間強)の予定。
朝食は「和商市場」へ。
一時はたくさんハエが飛んでいて廃れた雰囲気でしたが、朝からお客さんも多く盛り返した印象でした。
活気が戻っていてよかった。
ここでの食事はご飯を買って食材を選ぶ「勝手丼」。
値札に釧路/北海道産と書かれているものを頼みます。
安いかと言われると微妙な値段ではありますが、好きなものを乗せられるのがいいですね。
イクラのような具材はマスの卵。
なかなか食べられないものです。
ついでにお店で仕込んでいるというイクラの瓶詰めを実家へ発送して、一つ目の目的地の鶴居村へ出発。
「鶴居たんちょうプラザつるぼーの家」でチーズ好きの相方がどうしても食べたいという「鶴居チーズ」を購入。
行政主導のチーズ作りで、大手と違ってあまり流通してないようです。
濃厚な味でした。
次は阿寒湖近くの野中温泉へ。
カーナビの最短コースの道道1093号を走っていると、車1台分くらいの幅の未舗装路山道に。
砂利敷きで轍のほとんどない道なのでフォレスターなら全く問題ないけど、それなりに揺れます。
10km過ぎたあたりで相方が車酔いのためギブアップ。
窓全開でしばらく停車。
広葉樹の爽やかな風景の中、車とはいえヒグマが出たら厄介だなぁと思っていると、ハンターカブが通り過ぎて行きました。
完全復活とはいかないけれど再出発。
さらに5kmほど走ってようやく舗装路に出ました。長いよ。
ようやくたどり着いた「野中温泉」。
山の中の一軒宿の硫黄温泉です。
源泉掛け流しで木造の浴室がいい雰囲気。
熱めの湯温もいいですね。
露天風呂もあります。
他にひとりしかいなかったこともあってのんびりできました。
ぐったりしていた相方も温泉に入ると復活。(よかった・・・)
北見への途中、山に囲まれた道の駅「道の駅あいおい」で休憩。
併設の交通公園に、廃線の相生鉄道の駅舎(喫茶店)と列車が保存されてました。
鉄道開通が大正14年だそうです。
夏はのどかな風景に見えますが、冬はどうなるんだろう。
ライダーハウスの車両には鍵がかかってました。
(利用できない雰囲気)
相生銘菓の「クマヤキ」。
豆乳クリームのヒグマをいただきました。
ふわっとしていて美味しい。
ロゴマークがいいデザインだなぁと調べてみると、ADC賞を受賞した大西重成氏でした。
坂本龍一のレコードジャケットをデザインしていますが、モスバーガーの小冊子「モスモス」の表紙の方が馴染み深い。
今は地元・津別で活動されていたんですね。
クマヤキグッズもセンス良かったです。
道の駅から北見までは約50km。
北海道なら下道でも大した距離じゃありません。
さっさとチェックインを済ませて、相方のふたつめの目的地「清月本店」へ。
お目当はこれ、チーズケーキの「赤いサイロ」です。
北海道限定ってわけじゃなく、アマゾンでも買えるんですけどね。
実店舗で他にめぼしいものを見つけたいんでしょう。
チーズケーキという割にあっさりとした上品なお味でした。
北見は人口当たりの焼肉店(ホルモン)が北海道で一番多いとのことなので、夕食は喫煙可が嬉しい路地裏の焼肉屋「百萬力 北見本店」で。
焼肉とは言っても、内臓系しかありません。
肉はもちろん、シメの冷麦(北見津村製麺製)がちょっと太めでコシがあって美味しかった。
明日、スーパーで買おう。